5G

IoTの活用事例まとめ5選

IOT

本記事の内容

・IoTの活用事例まとめ5選

こちらの記事では

すべてわかるIoT大全 モノのインターネット活用の最新事例と技術(日経BP Next ICT選書)

こちらの書籍を参考にさせていただいています。

IoTの活用事例を様々な分野ごとにまとめました。最後までご覧ください。

IoTって何?モノのインターネットが作る未来

IoTの活用事例まとめ5選

社会インフラ編

交通・水道・電力といった社会インフラの分野でもIoT技術が進んでいます。さまざまなモノがインターネットでつながり情報を分析することで、社会の安全性を高めつつ、効率化が実現しています。

交通:ホンダが開発する「協調型自動運転」技術

世界各地で自動運転の開発競争が過熱しています。トヨタや独ダイムラーのような自動車メーカーだけでなく、GoogleのようなIT企業も参戦しています。2020年の実現を目指し、先陣争いを繰り広げています。ホンダもこの争いに名乗りを上げました。

ホンダが目指すのは、高度道路交通システム(ITS)やクラウドと通信し外部情報を活用した自動運転です。周囲を走る自動車と通信すれば、進行方向の自動車や故障車を事前に察知できるようになり、ブレーキを合わせるタイミングを前後の車両で合わせることで、渋滞の緩和にもつながります。信号や監視カメラといった路上の設備と自動車がつながれば、無人で所定の位置へ駐車することが可能になります。

※ITS(Intelligent Transport Systems:高度道路交通システム)とは、人と道路と自動車の間で情報の受発信を行い、道路交通が抱える事故や渋滞、環境対策など、様々な課題を解決するためのシステム
ただし、実現には高いハードルがあります。現在の日本の法制度では、自動運転車は非常に限られた条件化でしか公道を走ることができません。事故時の責任の所在についての議論もあります。道路交通法だけでなく、運転免許証や自動車保険の精度の見直しも必要になります。

それでも挑む価値は十分にあります。自動運転技術によって、事故や渋滞は大幅に減ると見込まれます。世界に先駆けて、自動運転技術が実現すれば、国内自動車メーカーの競争力が高まるのはもちろん、先進的な交通インフラを海外に売り込むことも可能です。IoTは社会インフラを一変させる潜在能力を持っています。

水道:メタウォーター(タブレットで水道インフラの更新)

日本の上下水道インフラの多くは、1964年の東京オリンピックの前後に建築され、老朽化が深刻です。更新コストの増大や熟練技術者の不足など、水道インフラの抱える課題は幅広いです。

この問題解決に挑んでいるのが水道事業大手のメタウォーターです。さまざまな設備や機器をネットでつなぎ、水道インフラの「IoT化」を進めています。

こうした「IoT化」の第一歩といえるサービスがSFSです。SFSとは、上下水道施設の点検作業にスマートフォンやタブレットを活用することで、点検作業の効率化・簡易化を図るとともに、上下水道に関する様々な情報や作業員のノウハウを蓄積することができます。

電力:三井情報(メガソーラー遠隔監視を効率化)

原子力発電に対する懸念から、全国でメガソーラーの普及が進んでいます。

※メガソーラー発電は、発電規模が1,000kW以上の大規模な太陽光発電システムによる発電を指します。一般家庭の屋根に設置する太陽光発電システムは10kW未満ですから、その100倍にあたります。

メガソーラーを管理、維持するのは大変です。台風で太陽光パネルが飛ばされたり、突然機器が故障するのはつきもの。

そこで、チャンスを見出したのが三井情報です。複数のメガソーラーを遠隔監視し、情報を一元的に管理できるクラウドサービスを開始しました。カギとなるのが、多種多様な設備や機器のデータを一元管理する「SCADA」技術です。SCADAを使えば、異常を早期発見し、点検コストの削減や発電量の効率化にもつながります。

※SCADA(Supervisory Control And Data Acquisition)とは簡単に言えば「大きな施設やインフラを構成する装置・設備から得られる情報を、ネットワークを通して一カ所に集めて監視し、必要に応じて制御するシステム」です。

ものづくり編

生産ラインにおける個別の製造時の条件や制御機器のデータなど、これまで捨てていた「ビックデータ」をIoTで分析できるようになり、製造業の現場で革命が起きています。

※ビッグデータとは、構造化データか非構造化データかを問わず、ビジネスや研究の現場に溢れている大量のデータを意味する用語

キャノン:IoTで得る稼働情報

多くの人が業務で使っている複合機。これもIoTを構成する重要な要素です。インターネットで複合機を遠隔監視する「複合機保守管理サービス」をやってます。接続台数100万台以上、約2500項目の情報をリアルタイムで収集しています。こうして、収集したデータをキャノン内部の情報と組み合わせて新たなサービスを生み出そうとしています。

※複合機保守管理サービスとは、複合機一台ごとの印刷の枚数やトナーの残量などをインターネットで収集し、異常を早期発見。サービス担当者を迅速に派遣することで、顧客が複合機を使えない時間を最小化するサービスです。

個人生活編

個人のライフスタイルをIoTが大きく変え始めています。体に装着して健康情報を収集するセンサーが開発されています。クラウドで見守ることで、医療や介護を高度化できます。

健康:ソニーやドコモが手首に着目

ソニーやドコモが健康分野に参入していきています。ウェアラブル端末を手首に装着することで、端末には、加速度センサーが搭載されており、歩数や移動距離などを収集。スマホと連動していて、健康情報をクラウドに蓄積して分析できます。運動中に聴いた音楽や撮影した場所など「ライフログ」を記録して、蓄積したデータを専用アプリで分析することで、気づかなかった行動パターンを知ることができ、未来の行動につながる情報が得られます。

※ウェアラブルとは装着型のコンピューター搭載機器のことです。ウェアラブルコンピューターなどとも言われます。装着して利用できるため、Wear(着る)と、Able(〜することができる)から、Wearableと呼ばれるようになりました。多くのウェアラブルデバイスが軽量で小さく、身に付けて使用できます。

最後に

今回紹介したIoTの活用事例は、全体のごくわずかです。医療や農業などその他のさまざまな分野で各企業が、IoTを活用したビジネスを始めています。これから先の未来は、IoT化が進み、大きく変わっていくでしょう。

-5G
-,

© 2020 しんぶろぐ