そんな疑問にお答えします。
✓本記事の内容
・胚芽米の栄養素を玄米、白米と比較
・胚芽米のおいしい炊き方
・胚芽米を食べてみて感じたメリットとデメリット
・おすすめの胚芽米3選
この記事を書いている僕は、主食を白米から胚芽米に切り替えて半年ほど食べ続けています。ぶっちゃけ美味しいです。というわけで胚芽米を半年間食べ続けてみて感じたことを記事にしました。
※3分ほどで読める記事になっています。胚芽米について理解が深まっているはずです。
胚芽米の栄養素を玄米、白米と比較
胚芽米とは
胚芽米とは、簡単に言うと玄米と白米の間のお米です。稲穂から米粒を外し、籾殻(もみがら)だけをとったものが玄米です。そして、それを精米して 玄米の周りの皮(糠(ぬか))と胚芽を取り除き、胚乳部分だけにしたものが白米です。
精米にも段階があり、3分づきや5分づきといった言葉を聞いたことがあると思います。これは白米を10割の精米率としたときの精米の割合です。胚芽米は、3分づき~7分づきで胚芽をのこした状態のお米です。
ビタミンや食物繊維が豊富で、エネルギー的に見ても、玄米がもちろん栄養が豊富ですがしっかりと噛んで食べないと、返って胃腸に負担をかけます。そして 白米に比べると、色が黒っぽく噛むと独特のプチプチ感があり、甘みもあまり感じません。
胚芽米は、玄米ほど黒っぽくはありませんが、白米のような真っ白なごはんではありません。胚芽部分を残しているので白米よりは栄養価が高く、玄米ほどしっかり噛まなくても)胃腸にそれほど負担はかけないようです。
胚芽米の栄養素を玄米、白米と比較
白米、胚芽米、玄米の栄養素をグラフで比較しました。
このグラフは特に差がある栄養素をピックアップしたものです。玄米には劣るものの白米より胚芽米は栄養素が豊富なことが分かります。
胚芽米は、白米と比較してビタミンEやビタミンB1が豊富です。ビタミンB1は、2,5倍。ビタミンB6は、2倍。ビタミンEは、9倍。リノール酸も豊富なんです。
ビタミンB1:皮膚や粘膜の健康維持を助ける働きがあります。
ビタミンB6:皮膚炎を予防したり、皮膚や粘膜の健康維持を助けます。
ビタミンE:体内の脂質の酸化を防いで、体を守る働きがあります。
胚芽米の炊き方
胚芽米は普通の炊飯器で炊いて大丈夫です。
✓炊き方のポイント2つ
ポイント
・水加減は、白米より気持ち多め!
・研ぐ時は、胚芽が落ちないよう軽めにさっと研ぐ。
好みで水分量は調整してもらえればと思いますが気持ち多めがおすすめ。
胚芽米を食べてみて感じたメリットとデメリット
この記事を書いている僕は、胚芽米を半年ほど食べ続けています。ぶっちゃけ健康も気にする年ごろでもあるので、知り合いの管理栄養士からすすめられたこともあり、白米から胚芽米に変更しました。
一言でいうなら、胚芽米は美味しい。
実は、玄米を1年ほど食べ続けた経験があります。その時は、全然食事が楽しくなかったんです。なぜなら、玄米は固いし甘みがない、昆布やたらこなどつけあわせても何かもの足りない。なので全然食事が楽しくなかったんです。栄養が豊富なのは分かるけど、おいしくないものを食べ続けるのは苦痛で結局挫折しました。
それに比べ胚芽米は美味しいんです。ぶっちゃけ白米と遜色ないくらい甘くてうまい。しかも栄養豊富ときたら一生続けられます。
人にとって食事は車でいうところのガソリンのようなものです。活動のエネルギーになるし、体を作る材料も食事から摂取します。ただし、その食事に必要な栄養素が入っていないと何の意味もないんですよ。
主食のお米って毎日、2食から3食食べるじゃないですか。その主食から栄養素を補給することってめちゃくちゃメリットがあると思うんです。だって毎日食べるんですから。その積み重ねは、5年、10年で大きく違ってくると思うんです。
とまあ、胚芽米のメリットをいっぱい言いましたが、ここでデメリットもお話しておきます。
胚芽米のデメリットは2つ
デメリット
・値段が若干高い
・炊きあがりの色が若干茶色がかる。
値段は2キロで白米と比較すると100円から200円ほど高いくらい相場です。胚芽を残す特別な精米の仕方をしているのでいたしかたないですね。炊きあがりに色づくのが気になる人はおすすめしません。
✓最後におすすめの胚芽米を3つほど紹介します。
以上、胚芽米の記事になります。