■ケアビューティストになるにはどうすればいいの?
■ケアビューティストの資格を取得する方法を教えて!
そんな悩みにお答えします。
ケアビューティストは介護美容に特化した新しい資格です。
この資格は、まだ世間に浸透しておらず、詳細な情報がありません。
僕は、ケアビューティストを育成する介護美容研究所の数多くの口コミを徹底的に調査し、さらに運営側とも直接アポイントを取って情報収集しました。
この記事では、ケアビューティストの概要や、資格取得方法、取得後に活躍できる仕事などを紹介します。
記事を読むことで、ケアビューティストへの道が明確になり、あなたのキャリアに新たな可能性が広がるでしょう。
結論を言うと、ケアビューティスト資格は介護美容研究所で必要なカリキュラムを修了することで取得できます。
✓この記事を書いている人
・介護職歴15年以上の現役の介護士です。
・デイの相談員や管理者8年以上。豊富なレクの経験あり。
・現在は、老健に勤務しています。
もくじ
ケアビューティストは高齢者に特化した美容エキスパート
ケアビューティストとは、高齢者や介護が必要な方々に美容ケアと心のサポートを提供する専門職です。
具体的には、高齢者や介護が必要な方々にスキンケア、メイクアップ、ネイルケアなどを行い、リラクゼーションと共に精神面のサポートも行います。
この職業は、美容と介護の知識を組み合わせた独特のスキルが求められ、高齢者の生活を豊かに彩る重要な役割を担います。
介護美容研究所が提供する「ケアビューティスト」という名称は特許商標で、同研究所のカリキュラムを修了した方が正式に使用することができます。
「ケアビューティスト」の名称は、介護美容研究所のカリキュラムを修了した方に使用していただくことで、皆様の活動が正しい知識やスキルに裏付けられたものであることを示すものとなっています。
引用:介護美容研究所
この資格は、受講者の活動が正確で信頼性のある知識とスキルに基づいていることを保証し、卒業後は専門職として働く道が開かれます。
ケアビューティストになるのに資格は必要?
ケアビューティストになるために特定の資格が必要かというと、答えは「いいえ」です。
ケアビューティストとは、介護美容研究所を卒業し、修了認定を受けた人々のことを指します。
こスクールでは、特定の資格を発行するわけではなく、むしろ授業を完了した受講生に対して修了認定を行っています。
当スクールでは資格発行ではなく、授業を受けていただいたことに対しての修了認定を行っております。
引用:介護美容研究所
つまり、介護美容研究所のカリキュラムを終え、必要な知識とスキルを身につけたことが認められれば、資格は不要でケアビューティストとしての活動が可能になります。
この修了認定は、専門的な介護美容サービスを提供するための信頼の証となります。
ケアビューティスト資格が活かせる職場
ケアビューティストの主な職場は、老人ホームやデイサービスなどの介護施設です。
そこでケアネイル、ケアメイク、スキンケアなどの施術を提供します。
老人ホームで活躍するケアビューティスト
福岡市早良区にある老人ホーム「アンペレーナ百道」で、ケアビューティストとして活躍する佐藤さん。
皮膚の弱い高齢者も多いので、事前に疾患を聞いて使う化粧品やスキンケアの材料を調整しているそうです。
施術を受けることで、見た目だけでなく、認知症の症状緩和や気持ちが明るくなるなどの変化が現れてくるといいます。
ケアビューティストの働き方
ケアビューティストの働き方はさまざまで、フリーランスとして独立したり、介護施設で正職員として働きながら、レクリエーションの一環として美容ケアを提供するることもできます。
また、副業として介護美容サービスを提供することもできます。
看護師や介護職員など、他の職種で働きながら、ケアビューティストとしての技能を活かす人もいます。
メイクをする前は表情が少し
読み取りにくいご入居者様でしたが、
メイクが終わって職員さんが
「まあ!!とっても綺麗よ!」
と声をかけるとたちまち素敵な
笑顔になりました😊📷
美容のチカラや「綺麗」の
言葉一つで表情が柔らかくなるんです✨
引用:X
定期施設訪問ネイルday💅
100歳の人生の大先輩の口ぐせ「ありがとう」「お世話様…」「おおきに…」すべてが周りの方への感謝の言葉。
介護美容の現場では、いつも優しさや学びをいただいています。
引用:X
上記のように、ケアビューティストでやりがいを持って働いている方もたくさんいます。
ケアビューティストとしての働き方は自由自在で、あなたがどう働きたいかによって、適した働き方が見つかります。
ケアビューティストとしての将来は明るく、選択肢は豊富にあります。
ケアビューティスト資格の将来性
ケアビューティスト資格の将来性は、とても明るいです。
高齢者の人口が増加する中で、彼らの生活の質を高めるサービスへの需要は年々増していて、介護美容はそのニーズにぴったり応える新しい分野です。
美しくありたいという願望は年齢を問わず持続するものであり、ケアビューティストはその願いを叶える重要な役割を担います。
上記のYoutube動画を見ても分かるとおり、介護美容へのニーズは高まっています。
美しさは、ただの外見上のものではありません。美しくなることで、人々は気持ちが高揚し、笑顔が増え、日常生活動作(ADL)の向上にも繋がります。
年を重ねても、きれいにしている人は内面から輝き、その姿は周囲にも良い影響を与えます。
ケアビューティストは、高齢者や介護が必要な方々にこのような美の価値を提供し、彼らの生活の質を向上させる重要な役割を果たします。
この資格が持つポテンシャルは大きく、美と健康の境界を越えた新しい職種として、その需要と影響力は今後も拡大していくことでしょう。
ケアビューティスト資格の取得方法
ケアビューティスト資格を取得する方法は、専門の教育機関である介護美容研究所で学習することで取得できます。
介護美容研究所では、専門性を高めるための様々なコースが用意されています。
それぞれのコースは、美容と介護の実践的なスキルと知識を習得し、専門職として活躍するための準備を整えることを目的としています。
✓4つコースの専攻内容
3ヶ月コース | 6ヶ月コース | 8ヶ月コース | 12ヵ月コース | |
講義内容 | ケアメイク ケアエステ ケアネイル ヘアスタイル アロマテラピー カラーコーディネート |
3ヶ月コースの内容 + レクリエーション ビジネス |
6ヶ月コースの内容 + 心理学 コミュニケーション 接遇・マーケティング |
8ヶ月コースの内容 + ケアメイク・ケアエステ ケアネイルの応用編 |
ビューティーケアワーカー専攻 (期間: 3ヶ月)
このコースは、普段の業務に美容を導入する美容介護士や看護師を目指す方に最適です。
ケアビューティーの基本から、ケアメイク、ケアエステ、ヘアスタイリングなどの基礎技術を習得し、日々の業務に美容の要素を取り入れることを学びます。
ケアビューティスト専攻 (期間: 6ヶ月)
この中級コースでは、ケアビューティストとして特化した分野での強みとビジネスノウハウを習得します。
実際の介護施設でのレクリエーション企画や運営手法を学び、プロとしての一歩を踏み出します。
ケアビューティースペシャリスト専攻 (期間: 8ヶ月)
より高度なスキルと知識を身につけたい方向けのコースです。専門知識と技術を深め、中長期の美容プログラムを提案できるスペシャリストを目指します。
美容心理学や介護美容コミュニケーションなど、幅広い学びが可能です。
ケアビューティーマイスター専攻 (期間: 1年)
業界をリードするワンランク上の人材を目指すための最上位コース。
全てのトータルビューティー施術を提供できるようになり、独自の美容プログラムを提案する能力を養います。充実したカリキュラムで、業界のリーダーとして活躍するための知識と技術を極められます。
これらのコースを通じて、参加者は介護美容の専門家として必要な全般的なスキルを身に付けることができます。
また、介護美容研究所では、現場実習で実践的なスキルや経験を学べるだけでなく、卒業後の転職サポートはしてくれます。
現場実習の様子やケアを受けた利用者さんの笑顔など、具体的な情報が知りたい方は、介護美容研究所のInstagramをご覧ください。
ケアビューティストとして、キラキラ輝いている方の様子が見れます。
あなたが、介護美容研究所で何を学び、卒業後にどう活躍するかの具体的なイメージができると思います。
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ケアビューティスト資格を取得した人の声
つづいて、ケアビューティスト資格を取得した人、目指している人の声を紹介します。参考にしてください。
女性 Mさん
福祉から美福連携へ
省庁での福祉領域の仕事から、女性の生きづらさに目を向け、美容と福祉の融合に着目した私は、シニア世代の笑顔に貢献するため介護美容研究所に入学しました。
現在は事業開発と社会福祉士の資格取得にも取り組んでいます。
介護と美容の未経験から始めた私は、志を共有するクラスメイトと共に新しい環境を創り、雇用を創出することを目指しています。
女性 Oさん
介護と美容の融合への情熱
介護職として働いていた私は、ご利用者様の身だしなみや、その人らしい最期について深く考えました。
介護施設での制限が自分らしさを奪うのはおかしいと感じ、介護業界に美容を取り入れたいと思いました。
現職の保育士としての経験を活かし、介護美容を広め、安心できる環境を作りたいと考えています。
失敗を恐れずに挑戦し、この業界をもっと広めていきたいと思っています。
女性 Nさん
新しい挑戦: 旅行業からケアビューティストへ
旅行業界での長年の経験の後、コロナの影響で新しい挑戦を求めていた私は、SNSで介護美容研究所の広告を見て受講を決意しました。
女性がいつまでも美しく、その気持ちを忘れないでいることの大切さを感じ、美容の力を信じています。
美容を通じて元気と笑顔を届けるケアビューティストを目指し、将来的には自分自身もケアビューティストのお世話になることを楽しみにしています。
女性 Kさん
年齢を超えて学ぶ
年齢に不安を感じながらも、「年配の受講生もいる」と知り、介護美容研究所への入学を決意。彼女は健康を保ちながら、高齢者の方々に「担当してもらえてよかった」と思ってもらえるようなケアを提供することを目標にしています。
卒業後も、この分野での成長と精進を続けるつもりです。
ケアビューティスト資格を取得した人の声をまとめると、多くはこの資格と教育が彼らのキャリアや人生にプラスの影響を与えたと感じています。
もっと口コミを読みたい方は、下記の記事をご覧ください。
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【95件の口コミ】介護美容研究所の評判を徹底解説!メリット・デメリットと学費まで完全ガイド
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類似資格ビューティーケアセラピストについて
ケアビューティストに似た資格として、ビューティーケアセラピストがあります。
ビューティーケアセラピストは、日本ケアセラピスト協会が運営する資格です。
この資格は、超高齢社会において女性が美と健康を維持し、社会で活躍し続けることを支援することを目的に、医療と介護の周辺産業として、サロンでの「安心・安全」なトリートメントを目指します。
資格取得までの流れ
資格取得までの流れは、下記になります。
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1ビューティーケアセラピスト理論編
全17教科のEラーニングを受講して、確認テストを行います。
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2ビューティーケアセラピスト実技編
実技では300時間(日本エステティック試験センターの300時間)の内容を学習し、 且つビューティーケアセラピストとしてシニアに対して安全にケアをすすめ、 アセスメントができることを目指します。
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3シニア検定基礎課程
シニア検定基礎課程を取得するには、全5回の講座を受けて試験に合格する必要があります。
以上のステップをクリアすると、ビューティーケアセラピストの資格を取得できます。
まとめ:ケアビューティスト資格の今後伸びる
ケアビューティスト資格の今後は、確実に明るい展望を持っています。
高齢化社会の中で、「年をとっても美しくいたい」という願いは多くの高齢者が抱えています。
しかし、年齢を重ねると、自分の力だけでは美しさを維持することが難しくなるものです。
ここで、ケアビューティストの役割が重要になります。彼らは、高齢者がその願いを叶えるためのサポートを提供し、美しさと尊厳を保つお手伝いをするのです。
この社会的ニーズの高まりとともに、ケアビューティスト資格の価値はさらに高まり、専門性と人間性を兼ね備えたプロフェッショナルとしての需要が拡大していくでしょう。
美と介護の組み合わせは、ただの流行ではなく、今後も長く求められる重要なサービスとなることは間違いありません。
今回は以上になります。