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【 2022年度からの新資格‼】准介護福祉士を分かりやすく解説

准介護福祉士

悩む人
■ネットを見ていたら准介護福祉士という資格があることを知りました。

■准介護福祉士とはどんな資格なの?取得方法は?

■介護福祉士との違いは?

そんな疑問にお答えします。

 

皆さん、准介護福祉士という資格を知っていますか?

この記事を読んでいる方のほとんどが初めて聞く資格だと思います。

 

そこでこの記事では、准介護福祉士とは?所得方法や創設の経緯、介護福祉士との違いなどを解説していきます。

 

簡単に説明すると、准介護福祉士は、介護福祉士の養成施設を修了し、国家試験を受けたものの不合格であった人と、国家試験を受けなかった人に与えられる資格です。

 

本記事の信頼性

この記事を書いている僕は、10年以上の介護経験がある現役の介護士です。

介護福祉士と福祉用具専門員の資格を持っています。

Twitterもやってます。(@shinbloger

准介護福祉士とは

准介護福祉士

准介護福祉士とは、2年以上の介護福祉士養成施設を卒業後、介護福祉士の国家試験を受験しなかった人、あるいは国家試験を受験したものの不合格となった人に与えられる資格です。

2022年度から導入予定の資格となっています。

 

ただし、実務経験ルート・福祉系高校ルートで国家試験を受験し、不合格になった人は、「准介護福祉士」を名乗ることはできません。

 

准介護福祉士が創設された経緯

養成施設ルートでの国家試験合格が義務づけられると決まった2007年当時、EPA(経済連携協定)での外国人介護士受け入れの話が進められていたことと関係があると言われています。

当時、EPAで来日する介護人材は、介護福祉士資格を取得すればそのまま在留できることとされていました。

来日する介護人材は、実務経験ルートもしくは、養成施設ルートでの介護福祉士資格取得を目指します。

 

EPAでの外国人介護士の受け入れが決まった時点では、養成施設ルートに国家試験受験は義務づけられていませんでした。

そうなると、『養成施設修了→介護福祉士資格取得→そのまま在留できる』と考えて、来日した海外からの介護人材にとっては、介護福祉士国家試験の義務化は「話が違う」ということになってしまいます。

国家資格には国家試験を設ける案と外国人介護士の在留資格の間で、創設されたのが准介護福祉士という資格です。

 

准介護福祉士は国家資格なの?

准介護福祉士

厚生労働省によると「そもそも国家資格という定義があやふやなので何とも言えない。ただ、介護福祉士、社会福祉士と同様に、法律で定義されている資格である」とのこと。

 

何とも歯切れの悪い回答で、国家資格なのかは不明です。

ただし、介護福祉士と同様にということなので、国家資格と思ってもいいかもしれません。

 

介護福祉士との違い

厚生労働省によると、准介護福祉士は『介護福祉士の技術的援助及び助言を受けて、専門的知識及び技術をもつて、介護等を業とする者』と定義されています。

これを解釈すると、介護福祉士より一段格下の資格と読み取れそうです。

 

筆者の個人的な意見としては、実務者研修と介護福祉士の間に位置づけられる資格と考えています。

 

介護保険制度上の位置づけ

准介護福祉士の介護保険制度の位置づけについて調べましたが、情報がありませんでした。

実務者研修と介護福祉士の間の資格と解釈するなら、サービス提供責任者の必要要件を満たすのではないかと思います。

 

准介護福祉士→介護福祉士になるには?

厚生労働省の情報によると、介護福祉士国家試験に合格すれば、介護福祉士になれるようです。

 

養成施設ルートの経過措置と准介護福祉士の関係

養成施設経過措置

介護福祉士の経過措置について、養成施設を令和8年度末までに卒業する方は、卒業後5年の間は、国家試験を受験しなくても、または、合格しなくても、介護福祉士になることができます。

この間に国家試験に合格するか、卒業後5年間続けて介護等の業務に従事することで、5年経過後も介護福祉士の登録を継続することができます。

令和9年度以降に養成施設を卒業する方からは、国家試験に合格しなければ介護福祉士になることはできません。

この経過措置が准介護福祉士と混同し、かなりややこしいことになっています。

 

養成施設を修了したら介護福祉士なの?准介護福祉士なの?」とわからなくなっている方もいると思うので、卒業年度別に解説します。

平成29年~令和8年度で、養成施設を修了した方は、試験に不合格または受験しなくても、修了後、5年間は介護福祉士になれます。

その後、試験に合格するか5年間継続して、介護に従事することで、介護福祉士の資格を継続して登録できます。

しかし、5年の間に試験に合格できなかったり、介護の従事しなかった場合は、准介護福祉士となります。

 

令和9年度以降に養成施設を修了し、試験に合格した方は、介護福祉士になれます。

不合格だった方は、准介護福祉士となります。

※ただし、准介護福祉士は、その後試験に合格すればいつでも介護福祉士になることが可能です。

 

分かりやすく図解で解説します。

介護福祉士と准介護福祉士

 

准介護福祉士は目指す価値のある資格なのか?

「介護の資格がとりたい、介護福祉士は時間がかかるから、准介護福祉士ならとれるかな?」と考えている方もいるかもしれません。

 

結論から言うと、准介護福祉士よりも介護福祉士を目指すべきです。

上記で説明してきた通り、准介護福祉士は、EPAの外国人介護士を保護する目的で創設されて資格であり、養成施設を2年以上修了する必要があります。

他の方法では取得はできない資格です。

 

介護の資格が欲しいなら、初任者研修を受講して、実務経験をつみ、介護福祉士を目指す方が効率的です。

 

初任者研修の取得方法やメリットについて、知りたい方は下記の記事で解説しているのでご覧ください。

≫現役介護士が介護職員初任者研修のメリット・デメリットを解説します。

 

まとめ:准介護福祉士の詳細は不明

准介護福祉士

今回は、准介護福祉士について解説しました。

 

本記事のおさらい

准介護福祉士とは、2年以上の介護福祉士養成施設を卒業後、介護福祉士の国家試験を受験しなかった人、あるいは国家試験を受験したものの不合格となった人に与えられる資格です。

 

2022年度から導入予定の資格となっています。

ただし、実務経験ルート・福祉系高校ルートで国家試験を受験し、不合格になった人は、「准介護福祉士」を名乗ることはできません。

 

介護の仕事をしている、または介護士になろうとしているなら、介護福祉士を目指すべきです。

介護福祉士は、介護士の唯一の国家資格です。

 

取得をすれば、給料アップや仕事の幅が広がり、転職にも有利になります。

介護福祉士の受験資格や取得条件を解説した記事があるので、介護福祉士に興味がある方はそちらをご覧ください。

≫【総まとめ】介護福祉士の業務内容から資格取得の仕方まですべて解説

 

今回は以上になります。

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