そんな悩みにお答えします。
リフレクソロジーはここ10年で急速に普及してきた比較的新しい資格です。
介護や医療の現場でもその効果が認められ、必要性が高まってきています。
この記事では、リフレクソロジーとはどんな資格でどんな効果があるのか、またリフレクソロジーを取得するメリットや活躍できる職場まで解説します。
記事を読めば、リフレクソロジーの知識が深まります。
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もくじ
リフレクソロジーとは?
リフレクソロジーは、リフレクソロジーとは、「リフレックス(反射)」と「ロジー(学問)」をつなげた「反射学」のことです。
足裏には、身体中の臓器や器官の「反射ゾーン」が集まっていて、この足裏を刺激することで、リンパや血液の流れを良くして、老廃物の排泄を促し、自然治癒力を高める足裏健康法です。
リフレクソロジーで期待できる効果は、身体面だけではなく、足裏への心地よい刺激によって自律神経が整えられ、よりリラックスできるようになったり、ストレスが解消されたり、精神面へも良い効果が期待できます。
リフレクソロジーと足つぼマッサージの違い
リフレクソロジーと足つぼマッサージを同じものだと思っている方もいますが、この2つはまったくの別物です。
リフレクソロジーは、足裏の反射区に対して、点ではなく面でまんべんなく刺激します。
まんべんなく刺激することで、特定の臓器や器官周辺にはたらきかけ、体全体の健康を保とうとする療法です。
一方で、足つぼマッサージは、足裏にある「経穴」と呼ばれるつぼを刺激します。
リフレクソロジーのように面で刺激するのではなく、つぼを点で刺激するのが特徴です。
反射区を面で押し体全体にはたらきかけるのがリフレクソロジー、点で押し症状にピンポイントに働きかけるのが足つぼです。
リフレクソロジーの種類
日本では主に、英国式リフレクソロジーと台湾式リフレクソロジーの2つが多く取り入れられています。
英国式リフレクソロジーは、足裏などの反射区を中心に、指の腹を使って撫でるようにソフトな刺激をあたえます。
そのため、リラクゼーション効果も高く、施術中に寝てしまう人も多いです。
また、親指や他の指を、しゃくとり虫の歩みのように少しずつ移動させながら押す「サムウォーク」「フォンガーウォーク」を用いることもあり、足裏だけでなく、足の指や顔、肩、首、耳、手などにある反射区をやさしくマッサージします。
台湾式リフレクソロジーは、指の腹や関節を使って、足裏の反射区を強く押すのが特徴です。
押し方が強く、最初は悲鳴のような声を上げる人もいますが、何度か続けるうちに慣れたり、体質が改善されたりすることでしだいに痛みがやわらぎ、やみつきになる人もいます。
リフレクソロジーで期待できる効果
リフレクソロジーで期待できる効果は主に3つあります。
体温を上げる
リフレクソロジーは、体を温める効果が期待できます。
足裏を揉むことで心臓から押し出された血流を心臓の方向へ押し戻し、全身の血流が循環しやすくなり、全身がポカポカしてきます。
体温は1度上がると免疫力は5〜6倍にアップするといわれていて、リフレクソロジーを定期的に行うことで、平常時の体温(平熱)を上げることも可能、冷え性の改善にもつながります。
リラックスできる
リフレクソロジーには、高いリラックス効果があります。
足裏の反射区に心地よい刺激をあたえることに加え、、素手で肌にふれることによる温もりや安心感が、高いリラックス効果に繋がっています。
ストレス解消できる
リフレクソロジーは、ストレスを解消させる効果が期待できます。
足裏などの反射区への心地よい刺激によって、自律神経が整えられ、睡眠が深くなり、心身がリフレッシュできます。
リフレクソロジーの資格
リフレクソロジー資格を取得するには、基本的に資格認定団体の指定スクールや指定の講座を受講し、筆記試験や実技試験を受験し、合格することで取得できます。
リフレクソロジーの認定資格団体はいくつかあるのですが、代表的な団体はJREC日本リフレクソロジスト認定機構です。
JREC日本リフレクソロジスト認定機構の認定資格は、リフレクソロジーの普及やリフレクソロジストの地位向上を目的として1999年8月に設立されました。
取得できる資格の種類は、リフレクソロジーの基礎から実践的な施術、指導までの技能を認めるライセンス資格と、医療や介護、福祉向けのリフレクソロジスト資格があります。
リフレクソロジーレギュラー
JRECリフレクソロジーの基礎知識と技術を修得し、クライアントに対して施術およびサービスを滞りなく行う技能を有することを認めるライセンスです。
レギュラーライセンス対応講座を修了し、筆記試験に合格すると取得できます。
リフレクソロジーマスター
JRECリフレクソロジーのスタンダードな施術技術を修得し、クライアントに対する継続的な健康管理のアシストができ、そのために必要な身体の仕組みや栄養素の知識、その他の生活ア
ドバイスの技能を有することを認めるライセンスです。
マスターライセンス対応講座を修了し、筆記試験と実技試験に合格することで取得できます。
サポートケア/デイリーケア リフレクソロジスト
医療や介護・福祉の現場において、高齢者や身体のご不自由な方に対して、通常のリフレクソロジーとは異なる形での身体の各部位へのトリートメントを行う技能を有することを認めるライセンスです。
看護・介護に役立つリフレクソロジー応用講座を修了し、2日間の指定研修会と実技試験に合格することで取得できます。
介護職がリフレクソロジーを取得するメリット
介護職がリフレクソロジー資格を取得するメリットはいくつかあります。
そもそもリフレクソロジーは、全身の活性化やリラックス効果、健康維持などに役立つ施術です。
介護の現場では、寝たきりの高齢者や身体の痛みの苦しんでいる高齢者が多くいます。
そういった高齢者に対して施術することで、ストレス解消やリラックスさせることができるんです。
また、新しい知識やスキルが身につくだけでなく、今後リフレクソロジーの需要が高まれば、転職にも有利になるはずです。
介護の現場で働いている僕の体感ですけど、マッサージやリフレクソロジーなどのボディケアのサービスを利用する高齢者は増えています。
今の職場でやりがいを感じれない方には、リフレクソロジーを取得して新しい仕事を始めてみるのもいいと思います。
リフレクソロジーを取得した人の声
つづいて、リフレクソロジーを取得した人の声を紹介します。
取得者の声は、SNSから収集しました。
30代 女性
資格を取得したキッカケは、手に職を付けたかったからです。
取得してよかったことは、癒せて笑顔が見れることです。
資格の難易度は、個人差があると思います。
まとめ
今回は、リフレクソロジー資格について詳しく解説しました。
リフレクソロジーは、ここ10年で普及してきた新しい資格です。
介護や医療の現場でも、その重要性日に日に高まっています。
介護の現場でやりがいを感じれない、つまらない、辞めたいと思っているならリフレクソロジー資格を取得してみるのもいいかもです。
新しい働き方が見つかるかもしれません。
今回は以上になります。