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介護の仕事

介護職が最低限知っておくべき高齢者がよく飲む薬

2021年12月15日

高齢者の薬

介護職ならある程度の薬の知識を持っておきましょう。

 

薬の知識を持っておくと

・飲んでいる薬から疾患がわかる

・薬の副作用を知っていると体調不良の原因が特定しやすくなる

・看護との連携がスムーズになる

・薬の知識を持ってる介護職はちょっとカッコいい

などなどさまざまなメリットがあります。

 

今回は高齢者がよく飲んでいる薬を紹介していきます。

介護職なら一度は聞いたり、見たことがある薬ばかりだと思ので、振り返りにもなると思います。

 

本記事の信頼性

この記事を書いている僕は、10年以上の介護経験がある現役の介護士です。

介護福祉士と福祉用具専門相談員の資格を持っています。

Twitterもやってます。(@shinbloger

便秘薬:酸化マグネシウム センノシド

腸内の浸透圧を高めたり、腸を刺激することで排便を促す薬です。

副作用は、腹痛、吐き気・嘔吐、下痢などです。

 

便秘薬には、センナ ラキソベロン ピスコルファートナトリウム グリセリンなどの薬もあります。

ラキソベロンやピスコルファートナトリウムは、液体状の薬で、水に数滴たらして服用します。

 

降圧薬: アムロジピン ノルバスク

血圧を下げる薬です。

副作用は、動悸、めまい、むくみ、顔のむくみなどです。

 

利尿剤:ラシックス ナトリックス

利尿薬は、尿量を増やし、体の 中の余分な水分や塩分を減らす作用があります。

副作用は、脱水、ミネラル不足です。

 

睡眠薬:ハルシオン デパス マイスリー

睡眠薬は、不眠症を改善し寝つきをよくする薬です。

副作用は、悪夢、傾眠、頭痛、疲労などです。

 

抗血栓薬:ワーファリン アスピリン

抗血栓薬は、血栓の生成を防止することにより、血液をサラサラにします。

副作用は、鼻血、皮下出血、歯肉出血、血尿、貧血などです。

出血した時、止血がしずらいので注意が必要です。

 

抗うつ薬:トフラニール アナフラニール

抗うつ薬は、脳内環境を整える薬です。

副作用は、眠気、だるさ、便秘、吐き気、下痢などです。

 

抗アレルギー薬:ヒスタミン アレグラ クレマスチン

抗アレルギー薬は、アレルギー物質が出るのを防ぐ効果があります。

副作用は、眠気、集中力の低下などです。

 

胃薬:ガスター アルタット

胃薬は、胸やけや胃もたれなどの胃痛を軽減する薬です。

副作用は、認知機能の低下やせん妄などです。

 

血糖降下薬:ビグアナイド チアゾリジン

血糖値を下げる薬です。

副作用は、低血糖や体重増加です。

 

まとめ

今回は、介護職が知っておくべき高齢者がよく飲む薬を紹介しました。

 

最後に、服薬介助をしているのに何を飲ませているか分からないのは、介護職として無責任な気もするんですよね。

介護のプロなら自分のしている介助に責任を持つ必要があると僕は思います。

 

今回は以上になります。

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