■勝ち組介護福祉士のメリットは? ■勝ち組介護福祉士になる方法が知りたい。
そんな悩みにお答えします。
充実した仕事をして、良い待遇の職場で働くこと。これが勝ち組介護福祉士の特徴です。
多くの方がこの理想を追い求めていますが、具体的にどうすれば勝ち組介護福祉士になれるのでしょうか?
この記事では、勝ち組介護福祉士になるためのメリットと具体的な方法を詳しく解説します。
勝ち組介護福祉士へステップアップを目指す方は、ぜひ参考にしてください。
✓この記事を書いている人
・介護職歴15年以上の現役の介護士です。
・デイの相談員や管理者8年以上。豊富なレクの経験あり。
・現在は、老健に勤務しています。
勝ち組介護福祉士とは?
勝ち組介護福祉士とは、充実した仕事をしていたり、給料や休日などの待遇が良い職場で働いてる介護福祉士のことです。
具体的に、勝ち組介護福祉士の定義を3つ紹介します。
給料が高い
介護福祉士として「勝ち組」とされるには、高い給料が必要です。
高給は、専門性や経験がしっかり評価されている証拠で、スキルや貢献が認められている証でもあります。
✔どれくらい稼げれば勝ち組介護福祉士なのか?
独自でおこなったSNSによるアンケート調査では、100人以上の介護福祉士が参加し、年収500万円以上を「勝ち組」と考える意見が4割以上を占めました。
厚生労働省の令和4年度の介護従事者処遇状況等調査結果の概要(P,12)によると、介護職員(月給・常勤の者)の平均月収が331,080円、年収に換算すると約400万円となります。
つまり、平均より100万円以上稼ぐことができれば、勝ち組と言えるでしょう。
仕事にやりがいを感じる
介護福祉士として「勝ち組」となるためには、仕事にやりがいを感じることが欠かせません。
以下の3つが実感できれば、自身を勝ち組を言えます。
・社会に貢献していると感じる
・スキルアップを実感できている
・チームで目標達成ができている
上記のようなことが、介護の仕事で実感できていれば、介護職における満足度は高まり、真の勝ち組と言えるでしょう。
給料以外の待遇面が良い
勝ち組介護福祉士の定義の最後の要素は、給料以外の待遇の良さです。
たとえば、「希望の日に休みが取れる」「連休が多い」など、休日が十分にあることが大切です。
休日が多いと、仕事と私生活のバランスを保ち、精神的、肉体的健康を維持できます。
たとえ、給料が高くても、残業が多くて、休日が少なくプライベートの時間を十分に取れない場合は、勝ち組とは言えないでしょう。
✔年間休日数はどれくらいが理想なのか?
介護業界は、他の業種と比べて年間休日数が少ないのが現状です。
多くの介護施設で年間休日は108日から115日程度ですが、他の業種と同等、つまり年間120日以上の休日があれば理想的です。
勝ち組介護福祉士のメリット
勝ち組介護福祉士になるメリットは下記になります。
生活が安定する
勝ち組介護福祉士になる最大のメリットは、経済的な安定です。
給料が少ないと、安い商品を優先したり、高い商品はあきらめるなど、常にお金の問題がつきまといます。
高給料であれば、そんなお金の悩みを軽減し、より質の高い生活を送ることが可能になります。
さらに、休日が十分にあり、有休も消化しやすい職場であれば、友人や家族との時間を楽しむことができ、プライベートも充実させることができます。
その結果、仕事のモチベーションアップにも繋がり、相乗効果が生まれます。
心にゆとりがもてる
勝ち組介護福祉士として働くことは、生活が充実し、仕事に対するモチベーションが上がるだけでなく、精神的な余裕も生まれます。
心のゆとりは、職場での対人関係も良くなります。
スタッフや利用者に対して、より親切で温かい接し方が可能になるからです。
これは、職場の雰囲気が良くなったり、チームワークの促進にも繋がっていきます。
充実感が生まれる
勝ち組と自認できる介護福祉士になれば、自信が沸いてきます。
自分が必要とされていると感じる環境は、自己の能力を最大限に引き出すこともできます。
「やる気がない」
「毎日がつらい」
「仕事が面白くない」
そんな負け組思考を抜け出し、充実した生まれ変わったような毎日を過ごすことができるのです。
介護にやりがいを感じる
良い待遇や自己実現が可能な環境で働くことはモチベーションを向上させます。
この高まったモチベーションは、介護の質を高め、日々の業務での改善や革新を促進します。
また、自分の役割の重要性と影響力を理解できる職場環境は、大きなやりがいを感じさせるでしょう。
勝ち組介護福祉士になるための方法
勝ち組介護福祉士になる方法は、下記になります。
資格を取得する
介護福祉士だけでなく、社会福祉士やケアマネージャーなどの他の資格を取得することで、キャリアアップにつながります。
厚生労働省の令和4年介護従事者処遇改善状況等調査結果(P,128)によると、ケアマネージャーの平均年収は、435万円です。社会福祉士は、423万円。看護師は、508万円。
介護福祉士の400万円と比べて高給料です。
資格 | 平均年収 |
介護福祉士 | 400万円 |
ケアマネージャー | 435万円 |
社会福祉士 | 423万円 |
看護師 | 508万円 |
資格を取得することで、給与アップだけでなく、仕事の幅も広がり、活躍の場が増えます。
これにより、選択肢が豊富になり、専門的な知識を活かして多様な職種での活躍が可能になります。
昇進を狙う
介護福祉士として職場で昇進を目指すことは、勝ち組に近づく方法の一つです。
介護福祉士の資格を活かし、リーダーや介護主任、施設長などの役職を目指せます。
昇進することで、給料をアップすることができるでしょう、
一般的に、介護業界の昇進は下記になります。
・一般職
・リーダー
・介護主任
・施設長
厚生労働省の令和4年介護従事者処遇改善状況等調査結果(P,145)によると、特養の施設長の平均年収は、512万円です。
昇進することで、高給料となり勝ち組介護福祉士になるチャンスがあります。
✓介護業界で昇進するには?
・業務に誠実に取り組む
・誰よりも勉強する
・周囲の職員からの信頼を得る
・昇進の意思を上司に伝える
上記のことを意識して、日々業務に取り組めば昇進のチャンスは、必ずやってくるので頑張ってください。
転職する
現在の職場に不満がある場合、転職は勝ち組介護福祉士になるための選択肢の一つです。
良い職場とは人それぞれ。自分の理想の職場に転職できれば、勝ち組介護福祉士になれるでしょう。
転職を考えるときのポイントは、待遇、昇進の可能性、仕事内容に満足できるかなど。
最も重要なのは、自分に適した環境であるかどうかです。
これを見極めるためには、自己分析と職場環境の調査が大切となります。
介護転職するなら、転職エージェントの利用がおすすめです。
転職エージェントは、非公開の高給料求人を持っており、給与交渉のサポートも提供してくれるからです。
つまり、勝ち組介護福祉士になる可能性が上がるんです。
介護転職するなら、カイゴジョブを利用しましょう。
カイゴジョブは、求人数が豊富で高給料、好待遇の求人も多くもっています。
カイゴジョブについて、詳しく知りたい方は下記の記事をご覧ください。
≫カイゴジョブ利用者が語る!リアルな口コミと評判で見るサービスの実態
副業する
職場を変えずに勝ち組介護福祉士を目指すなら、副業も選択肢の一つです。
ブログやライター、動画編集、デザイナーなど副業の種類は豊富にあります。
また、介護の資格を活かすなら、「カイテク」や「Ucare」などの単発バイトアプリがおすすめです。
これらのアプリは、面接や履歴書が不要で、最短当日に給料が振り込まれるため、非常に利便性が高いです。
仕事内容も普段やっている介護の仕事なので、スキルを活かして稼ぐことができます。
さらに、実際に働いてみることで職場の相性を確かめることができるため、転職にも役立ちます。
さまざまな介護サービスを経験することで専門職としてのスキルアップも期待できるんです。
カイテクについて、詳しく知りたい方は下記の記事をご覧ください。
≫【40件の口コミ紹介】カイテク(旧カイスケ)の評判は?|メリット・デメリットも解説。
Ucareについて、詳しく知りたい方は下記の記事をご覧ください。
≫【40件の口コミ】Ucare(ユーケア)介護の評判は?利用するメリットや注意点も解説
勝ち組介護福祉士を紹介
実際に、高給料を得て勝ち組介護福祉士になっている方を紹介します。
shimaさん:介護転職で年収550万円
shimaさんは、介護職歴16年以上の現役の介護士です.
介護福祉士・社会福祉士・ケアマネを保有しており、今はグループホームの管理者候補で、年収550万円ほどを得ています。
$SHOTさん:夜勤手当と新型コロナ対応の危険手当で年収516万円
$SHOTさん
とある介護職の年収です。
516万円でした。
夜勤手当と新型コロナ対応の危険手当が貢献しています。
介護職で年収500万円を頂けるとか都市伝説と思っていました。
これくらい頂けるなら、少々のブラック労働には目をつぶろうかと思いました。
入社4年目。
転職するって、ホンマに大切です。
引用:X
yuさん:介護営業で年収590万円
yuさんは、福祉大学で社会福祉士を取得し、介護職を経験したのち、介護営業をしています。
今は、営業の管理者で年収590万円を得ています。
副業でSNSやブログ運営もしています。
勝ち組介護福祉士でなければ負け組なのか?
「勝ち組」という言葉の対に「負け組」という言葉があります。
介護業界においても、高給料や好待遇で働いている方を「勝ち組」と見なし、低い年収や過酷な労働条件にある方を負け組とみなす傾向があります。
しかし、年収が低い=負け組とは限りません。
たとえ、年収が低くても、仕事にやりがいを感じ、プライベートも充実しているなら「勝ち組」と言えるのではないでしょうか。
どのような職業でも、個々の働き方や価値観に応じて「勝ち組」と感じられる側面は存在するものです。
勝ち組介護福祉士のまとめ
今回は、勝ち組介護福祉士について解説しました。
✔勝ち組介護福祉士のメリットの再掲
✔勝ち組介護福祉士になる方法の再掲
これらの選択肢をとることで、介護福祉士としてのキャリアを豊かにし、より良い待遇を得ることができるでしょう。
今回は以上になります。