■部下が指示を聞いてくれない
■部下のダメなところばかりに目がいきイライラする
部下との人間関係がうまく築けずに悩んでいる介護リーダーもいるでしょう。
部下との信頼関係ができていないと、仕事はしずらいし、職場の雰囲気はよくないし、仕事をしていても楽しくないですよね。
この記事は、部下との信頼関係を良くしたいなら、良いことしか見えないマンになれって記事です。
なんのことかわからないと思いますが、とりあえず本文読んでください。
✓本記事の信頼性
介護リーダーは良いとこしか見えないマンになれ!
この記事は、部下との人間関係を良くしたいなら、良いとこしか見えないマンになれって記事です。
介護リーダーをやっていると部下のダメなところに目が行きがちですよね。
「勤務中にスマホをいじっている」
「利用者さんをほったらかしでめちゃくちゃおしゃべり」
「指示したことをやらない」
などなど、部下の言動にイライラすることは結構あります。
僕もかつては、「勤務中にタバコを吸ってたり」「勤務中に雑談ばかりしている」「遅刻を繰り返したり」する職員にイライラしている時期はありました。
そういたった部下を注意したり、叱ったりもしたこともあります。
でもいくら言っても直らないんですよ。
遅刻は繰り返すし、勤務中にこそっとタバコを吸うんです。
介護リーダーは、「いいケアをしよう」「いいチームを作ろう」とモチベーションが高いから、部下のダメなところは気になって仕方ない。
しかし、部下は同じモチベーションで仕事はしてはいないんですよね。
部下からしたら注意するリーダーはウザいだけ、だから直らないんです。
直らないのに、注意したり、イライラするのは無駄です。
だから、部下のダメなところは見えなくて、良いところしか見えないマンになれって話です。
ダメなところは見えないわけだから、イライラすることはなくなります。
タバコを吸ってても利用者さんに影響ないし、遅刻してもフォロー体制ができていたら業務はスムーズに回ります。
良いとこしか見えないマンになると部下との関係は良くなる
良いとこしか見えないマンになると、部下の言動にイライラすることはなくなります。
なので、常に穏やかに部下と接することができるようになります。
イライラしていると、たとえ言葉に出さなくても表情から伝わります。
部下からすると「何か悪いことしたかな」と不安を感じるし、イライラしているリーダーには相談しずらいから、信頼関係も築きにくくなります。
なので、イライラはしないほうがいいんです。
かつて僕の部下に毎月1,2回寝坊で遅刻する人がいました。
僕はすでに良いとこしか見えないマンになっていたので、遅刻にイライラすることもなく、部下が出勤すると「おはよう」と明るく挨拶していました。
ある日、その部下に聞かれました。
「私は遅刻してるんだから叱っていいんですよ。何で叱らないんですか?」
僕はこう答えました。
「遅刻しても他の人がサポートに入ればいいだけじゃん。いつも仕事頑張ってるし感謝してるよ」と笑顔でいいました。
その時、部下はポカーンとしていました(笑)
その後、その部下は遅刻をすることはなくなりました。
半年間遅刻することなく出勤し、二人で「半年間遅刻0!スゲー」と笑いあったのを覚えています。
その部下とは信頼関係ができていたので、仕事もめちゃくちゃやりやすかったです。
言いたいことは、叱っても直らないけど、褒めたら直るって話です。
良いとこしか見えないマンになると、部下のいいところがどんどん見えてきます。
「利用者さんと丁寧に接している姿」「そっと毛布を掛けている姿」「他の職員を気遣う姿」などなど、良いところが見えるからどんどん褒めます。
褒められるから部下も嬉しくて、仕事にやる気もでます。
コミュニケーションもスムーズになり、信頼関係もできてきます。
そして、みんな仕事が楽しくなっていくんです。
だから、良いとこしか見えないマンはメリットしかないんです。
とはいえ、部下のダメなところに目はいってしまいます。
そこで、もし部下のダメなところを見たら、目をつむり「自分は良いとこしか見えないマンだ」と心の中で言い聞かせてください。
部下のダメなところが目に入った時に、繰り返し、繰り返し。
いずれ良いとこしか見えなくなってきますから。
イライラを発散する為だけに叱るのは絶対ダメ
とはいえ、介護リーダーをやっていると叱からないといけない場面は必ずあります。
その時に気を付けるべきことは、イライラを発散する為だけに叱るのは絶対ダメって話です。
それをやってしまうと、部下との信頼関係は一瞬で崩れます。
部下を叱るときは、部下のためを考えて叱ることが求められます。
具体的な叱り方はサンドイッチ話法がおすすめです。
サンドイッチ話法とは、相手を叱ったり、間違いを指摘するときに、単にそのことを伝えるのではなく、その前後に前向きな言葉や褒め言葉を挟み込む伝え方です。
「〇〇さんいつも仕事を頑張ってくれてありがとう。ただ、今回のミスはいただけないよ。同じミスをしないように。これからも期待してるから」というようにネガティブな言葉をポジティブな言葉で挟みます。
「今回のミスはいただけないよ。同じミスはしないように」と伝えるのと随分印象が違うはずです。
サンドイッチ話法を使うことで、部下のすんなり間違いを受け入れやすくなるだけでなく、関係性も良好になります。
まとめ
今回は、人間関係を良くしたいなら、良いとこしか見えないマンになれって話でした。
要は、叱ったり注意するよりも、褒めたり感謝する方が人間関係はよくなるって話です。
誰でも、叱られれば委縮するし、褒められれば気持ちは高揚するものです。
イライラして険悪な職場より、明るくて笑顔の多い職場の方が働いていて楽しいですよね。
そのために介護リーダーは、褒める、感謝するを意識すべきだと思うんです。
今回は以上になります。