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介護職の腰痛を予防する5つの方法|悪化すれば仕事ができなくなる

介護職

悩む人
介護職は腰痛になりやすいですか?また、腰痛を予防する方法があったら教えて欲しい。

そんな悩みにお答えします。

 

介護職は利用者さんを抱えたり、中腰で作業をすることが多い職種のため、腰痛で悩まされている介護職も多いです。

腰痛が悪化すると仕事が続けられなくなるリスクもあります。

僕も身体介護を多くやっていた頃は、腰痛に悩まされていました。

 

この記事では、介護職が腰痛になりやすい原因と腰痛を予防する方法まで解説していきます。

記事を読めば、腰痛を予防する方法がわかり、痛みを避けたり、改善できるかもしれません。

 

本記事の信頼性

この記事を書いている僕は、10年以上の介護経験がある現役の介護士です。

介護福祉士と福祉用具専門相談員の資格を持っています。

Twitterもやってます。(@shinbloger

介護職は腰痛になりやすい

腰痛は、長時間の中腰や猫背などの姿勢を続けたり、重たいものを持ち上げたり、体幹を曲げたりひねったりすることで起こります。

また、寒さで筋肉が硬直する冬も神経が刺激されて痛みが起こりやすくなります。

通常は、セルフケアをしていれば短期間で軽くなりますが、休養が十分とれなかったり、ストレスなどがあると長期化することもあります。

 

介護職は、身体介護で利用者さんを抱えたり移乗したり、中腰の姿勢で行うオムツ介助、前かがみで行う家事など、腰痛を引き起こす作業が多いため腰痛になりやすいです。

腰痛が悪化すると介護職としてやるべき作業の大半が出来なくなってしまうので致命的です。

 

僕も長年腰痛に悩まされているし、同僚にもコルセットを巻いて介護職を続けている人や腰痛が原因で介護職を辞めていく人もいます。

 

なので、介護職はしっかりと腰痛対策をしていくべきです。

そして腰痛対策をしていけば、腰痛を予防していくことができます。

 

介護職の腰痛を予防する方法

それでは、介護職の腰痛を予防するための方法を紹介していきます。

介護職の腰痛を予防する方法

・両足を肩幅に開き、重心を垂直に降ろす。

・オムツ交換時は、ベッドを高くする

・移乗は持ち上げるではなく、スライドさせる

・福祉用具を活用する

・できることはやってもらう

 

それでは一つずつ解説します。

 

両足を肩幅に開き、重心を垂直に降ろす

立ち上がりなどの全介助をするときは、足を肩幅に開き、膝を曲げて重心を垂直に落とすことを意識しましょう。

腰を曲げて介助すると、腰痛の原因となってしまうので、膝を曲げて重心を低くして介助することで、腰への負担を軽減できます。

 

食事介助など椅子に座って介助する時も、背中をひねったり、曲げたりせず、利用者さんに正面をむけて介助するようにしましょう。

 

オムツ交換時は、ベッドを高くする

ベッド上でのオムツ交換の時は、ベッドの高さを高くして介助するようにしましょう。

忙しいと横着してベッドを下げたままやる人もいますが、それだと腰に負担がかかります。

しっかりとベッドを上げることが腰痛予防になります。

 

移乗は持ち上げるではなく、スライドさせる

ベッドから車椅子の移乗や入浴介助では、持ち上げて移動させるのではなく、横にスライドさせるイメージで行うと腰への負担が軽減できます。

利用者さんの重心が前にきて、おしりが少し浮いたタイミングで横へスライドさせましょう。

 

福祉用具を活用する

福祉用具を使うことでも腰痛を予防できます。

スライドボードや介護用ベッド、多機能車椅子など、移乗の福祉用具は多くあるのでそういった物をうまく活用しましょう。

 

できることはやってもらう

利用者さんにできることはやってもらうことが腰痛予防になるだけでなく、自立支援にもつながります。

例えば、脱衣はできるかぎりやってもらったり、足の力が残っていて数秒でも立てるならそういった能力を使うようにすべきです。

上記のようなポイントを意識することで腰痛予防につながります。

 

食事、休息、運動も腰痛予防には大切

繰り返しになりますが、腰痛は、筋力不足や疲れ、ストレスなども原因となります。

そのため、しっかりとした食事を摂り、十分な休息をとって、適度な運動がすることが腰痛予防には大切です。

介護職だと不規則なシフトやハードな仕事で、食事が偏ったり、運動不足になりがちです。

 

そうならないためにも、正しい食事、十分な休息、適度な運動を意識してやっていくべきです。

 

腰痛で労災認定を受けることができる?

結論から言うと、「介護の仕事が腰痛の原因である」と証明できれば労災は適用されます。

労災と認定されるには、医師からの療養の診断書が必要です。

 

介護職の腰痛の労災には、災害性腰痛と非災害性腰痛の2種類のみ。このどちらかに認定されれば労災が適用されます。

しかし、介護職員の腰痛は非災害性腰痛が多く、腰痛には加齢や筋力低下といった介護の仕事以外の原因も考えられるため、なかなか労災認定されづらい傾向にあります。

 

労災が認定されれば、有給休暇を消費せず休むことができ、治療費とは別に給付金も受け取ることができます。

なので、お金の面を気にすることなく休むことができます。

 

腰に負担の少ない介護の職種

たとえ腰痛が原因で介護の仕事ができなくなったとしても、介護業界にはさまざまな仕事があるので、他の選択肢もあります。

 

ケアマネやソーシャルワーカーや相談員などのポジションは、相談・援助業務がメインなので、介助をすることはありません。

また、デイサービスや訪問ヘルパーといった仕事も、身体介護は比較的少ない傾向があるので、腰への負担を軽減できるでしょう。

また、介護事務や管理者などのポジションを選択する道もあります。

 

なので、例え腰痛になったとしても介護業界にはさまざまな職種があるので、他の選択肢を選ぶこともできます。

 

まとめ

今回は、介護職の腰痛を予防する方法を解説しました。

 

本記事のおさらい

介護職の腰痛を予防する方法

・両足を肩幅に開き、重心を垂直に降ろす。

・オムツ交換時は、ベッドを高くする

・移乗は持ち上げるではなく、スライドさせる

・福祉用具を活用する

・できることはやってもらう

 

介護職は、腰痛になってしまうと仕事の大半ができなくってしまいます。

そのため、腰痛予防は早めにやっていくべきです。

 

今回は以上になります。

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