介護の資格

【わかりやすく解説】介護福祉士の主な4つの業務内容

介護福祉士 業務内容

悩む人
■介護福祉士に興味があります。

■介護福祉士の業務内容を教えて欲しい

■介護福祉士の魅力は何ですか?

そんな悩みにお答えします。

 

本記事の内容

介護福祉士の4つの業務内容

介護福祉士の主な職場

介護福祉士の職場の魅力

介護福祉士のキャリアパスイメージ

介護福祉士に興味があり、介護福祉士を目指そうか検討しているあなたへ。介護福祉士である僕が、介護福祉士の業務内容や介護福祉士の魅力をお伝えします。

 

本記事の信頼性

この記事を書いている僕は、10年以上の介護経験がある現役の介護士です。

介護福祉士と福祉用具専門員の資格を持っています。

Twitterもやってます。(@shinbloger

※この記事を読めば、介護福祉士の業務内容が理解できます。

介護福祉士は国家資格

介護福祉士 業務内容

福祉関係の専門職には、介護福祉士や社会福祉士、精神保健福祉士、介護支援専門員(ケアマネージャー)など、さまざまな種類があります。

介護福祉士は、実際に介護に携わる介護職で唯一の国家資格です。

日本では、高齢者が増加傾向にあり、介護福祉士のニーズは年々増加しています。

 

介護福祉士の主な業務内容は4つ

介護福祉士 業務内容

介護福祉士は、介護の専門知識・技術をもって介護が必要な高齢者や障害のある方に、日常生活ををの人らしく送れるうように身辺や家事の介助をしたり、介護に関する相談に応じたりします。

介護福祉士の主な業務内容

利用者への介護

信頼関係の形成

介護に関する指導

介護記録の作成

 

利用者への介護

高齢者などの利用者への介護は、その利用者の抱えている問題の解決に向けて、食事・排泄・入浴などの介助を実施します。

一定要件を満たした介護福祉士は、医療の補助として、喀痰吸引を行うこともできます。

 

信頼関係の形成

利用者やその家族との信頼関係は、介護福祉士として業務を行ううえで、必要不可欠です。

介護サービスを受ける利用者にとっては、介護福祉士であっても他人であり、その他人に個人情報や排泄・入浴などの行為を観察・介助されることになります。

介護福祉士は、利用者やその家族と信頼関係を形成し、「この人ならまかせられる」「一緒にいて安心だわ」と利用者に思ってもらう必要があります。

 

介護に関する指導

介護に関する指導は、利用者の自立やその家族の介護負担の軽減のために、利用者の特徴にあわせた介助の方法などを助言・指導を行います。

 

介護記録の作成

介護記録の作成は、利用者に実施した介護サービスや利用者の状況を客観的にまとめます。

他にも、介護計画書の作成やサービス希望者との面接・関係機関との連携・新人教育などさまざまな業務があります。

 

介護福祉士の主な職場

介護福祉士 職場

介護福祉士の主な職場は、訪問系、通所系、短期入所系、施設系、居住系、複合系と6種類に分けられます。

勤務形態や業務内容は、共通する部分もありますが、異なる部分もあるので、自分にあった職場や活躍したい職場を探していきましょう。

 

基本的に夜勤のない訪問系・通所系

訪問系や通所系は一部をのぞき、基本的に夜勤はありません。

訪問系は、各利用者の居室へ訪問し、必要な介護や生活支援を行います。

 

サービス提供時間外は、屋外移動することが多く、利用者と1対1の関係で支援を行います。

通所系は、利用者の送迎、レクリエーション活動、食事や入浴介助などを行い、複数の利用者を複数の職員で対応します。

 

夜勤がある短期入所系・施設系・居住系

短期入所系、施設系、居住系の職場は、早番・日勤・遅番・夜勤などシフト制です。

夜勤の形態は、8時間夜勤と16時間夜勤の2種類あり、施設によって異なります。

夜勤に入ると夜勤手当がもらえます。

 

これらの職場では、医療食や生活相談員と連携して仕事を行っていきます。

特に、介護老人保健施設や介護療養型医療施設では、医療職との連携は強く求められます。

 

3種類のサービスを経験できる複合系

複合系には、地域密着型サービスの(看護)小規模多機能型居宅介護があります。

これらは、利用者に対して訪問サービスや通所サービス、宿泊サービスを組み合わせて提供します。

1つの職場で3種類のサービスを経験できます。

 

介護福祉士の職場一覧

訪問系

職場の種類 主な業務内容
訪問介護 利用者の居宅へ訪問し、食事や排せつの介助など日常生活に必要な世話を提供するサービスです。介護福祉士は、訪問ヘルパー、サービス提供責任者、事業所の管理者の職につくことができます。
訪問入浴介護 利用者の居宅へ訪問し、浴槽を提供して入浴介助を提供するサービスです。
基本的には看護職員と協力して、サービスを提供します。
夜間対応型訪問介護 定期巡回サービス、オペレーションセンターサービス、随時訪問サービスを一括して提供します。
定期巡回・随時対応型訪問介護看護 利用者に対し、定期的な巡回訪問や随時通報によって、介護や療養上の世話を提供します。また、訪問看護事業所と連携しつつ、介護や看護を提供します。

 

通所系

職場の種類 主な業務内容
通所介護 居宅で暮らしている利用者が、デイサービスへ通い、利用者に対して、食事や排せつなどの介助やレクリエーション活動、機能訓練などを提供します。
介護福祉士は、介護職員や相談員として活躍できます。
通所リハビリテーション 居宅で暮らしている利用者が、通所リハに通い、利用者に対して、理学療法や作業療法などのリハビリテーションを提供する医療系のサービスです。
地域密着型通所介護 利用定員が18名未満のデイサービスです。食事や排せつなどの介助やレクリエーションを提供します。
認知症対応型通所介護 居宅で暮らしている認知症のある利用者が、デイサービスへ通い、利用者に対して、食事や排せつなどの介助やレクリエーションを提供するサービスです。

 

短期入所系

職場の種類 主な業務内容
短期入所生活介護 介護老人福祉施設などに設けられている事業所で、利用者が短期入所するあいだ、入浴や排せつ、食事などの介助や機能訓練などを提供するサービスです。
一般的に夜勤があります。
短期入所療養介護 介護老人保健施設などに設けられている事業所で、利用者が短期入所するあいだ、看護や医学的管理下での介護、機能訓練などを提供する医療的サービスです。
一般的に夜勤があります。

 

施設系

職場の種類 主な業務内容
介護老人福祉施設 介護老人福祉施設は、定員が30人以上の特別養護老人ホームです。
施設に入所する入居者に対して、入浴や排せつなどの介助を提供します。
勤務形態は、早番・遅番・夜勤などのシフト制です。
介護老人保健施設 介護老人保健施設に入所する入居者に対して、看護や医学的管理下で介護や機能訓練などを提供する医療系の施設サービスです。
勤務形態は、早番・遅番・夜勤などのシフト制です。
介護療養型医療施設 介護療養型医療施設の療養病床に入院する入院者に対して、入浴や排せつの介助などを提供します。医療色が強い施設サービスです。
地域密着型介護老人福祉施設入所者生活介護 地域密着型介護老人福祉施設に入所する入所者に対して、入浴や排せつなどの介助を提供します。介護保険上では、地域密着型サービスに位置づけられます。

 

居住系

職場の種類 主な業務内容
特定入所者生活介護 有料老人ホームのことです。入居者に対して、入浴や排せつなどの介助を提供します。近年は、民間企業も多数参入しています。施設系と同様夜勤があります。
地域密着型特定施設入居者
生活介護
有料老人ホームのことです。入居者に対して、入浴や排せつなどの介助を提供します。
認知症対応型共同生活介護 グループホームのことです。認知症がある利用者に対して、入浴や排せつなどの日常の介助を提供します。

 

複合系

職場の種類 主な業務内容
小規模多機能型居宅介護 居宅で暮らしている利用者に対して、その利用者の選択にもとづき、訪問サービス、通所サービス、宿泊サービスを組み合わせて、食事や入浴の介助や機能訓練などを提供します。今後、増加傾向にあるサービスです。一度に3種類のサービスを経験できます。
看護小規模多機能型居宅介護 利用者に対して、訪問看護や小規模多機能型居宅介護を組み合わせて、一体的に提供します。

 

介護福祉士の魅力

介護福祉士 業務内容

ここでは、介護福祉士の魅力を紹介します。

介護福祉士の魅力

不況に強く転職が可能

自分の優先条件で職場が選べる

性別や年齢に関係なくキャリアアップしやすい

利用者の安心感

 

不況に強く転職が可能

高齢化や介護ニーズの増加により、福祉関係職は、他の業種に比べて就職・転職しやすい仕事です。

そのため、より好条件の職場を探すことも可能です。

 

自分の優先条件で職場が選べる

先ほど紹介したように、介護福祉士の職場は、訪問系、通所系、施設系などさまざまな職場があります。

役職などによっても、業務内容や勤務形態、給料などは大きく変わります。

なので、ライフスタイルや勤務時間など、自分の優先条件に合わせて職場を選ぶことができます。

 

性別や年齢に関係なくキャリアアップしやすい

介護の職場では、多くの女性が勤務していて、女性が中心です。

なので、女性だからといった理由で、キャリアアップの障害になることはありません。

 

女性が多いからと言って、男性も心配いりません。

男性も介護の現場では重宝されます。

介護の現場では、体力を使う仕事も多いので、特に男性利用者の介護などで、男性職員の方が都合がいいのです。

 

さらに年齢も、介護業界ではあまりハンデになりません。

20代から60代・70代まで働いているのが、介護の職場です。

やる気や能力さえあれば、キャリアアップは誰でも可能です。

 

利用者の安心感

介護福祉士は国家資格であることから、利用者や家族から信頼を得られやすいです。

国家試験に合格したことで、介護の専門職であることを国が証明していることになります。

介護に不安を抱えた利用者や家族にとって、介護福祉士は頼もしい存在です。

専門職として信頼されることは、その仕事を行う上で魅力になるでしょう。

 

介護福祉士の年収

介護福祉士 業務内容

正社員の介護福祉士の年収は、地域によって異なりますが、およそ350~410万円ほどです。

日本の正社員の平均年収が441万円なので少なめです。

 

ただ、年収600万以上の介護福祉士もいるのが事実で、能力や職場、職種によって年収が変わってくるのが介護福祉士です。

 

介護福祉士の今後の年収は上がる

国は、今後の高齢化や介護ニーズの高まりに備えて、介護人材を確保する必要があるため、介護士の年収を上げる方向に動いています。

「介護職員処遇改善加算」に取り入れて、介護サービス事業所にて勤続年数10年以上の介護福祉士について、月額平均8万円相当の処遇改善を行うとしています。

事実、現役の介護士である僕の年収も徐々に上がってきています。

 

介護福祉士の年収を増やす方法が知りたい方は、年収を上げる方法を解説した記事があるので、そちらをご覧ください。

≫【介護士必見】介護士の年収を上げる6つの方法

 

介護福祉士のキャリアパスイメージ

介護福祉士キャリアパス

これまでの介護の資格は似たようなものが混在しており「どの資格を取ったらいいのかわからない」という声が多く挙がっていたため、現在は誰にでもキャリアアップがわかりやすく理解でるようにと、国家資格「介護福祉士」を目指すルートに一本化されました。

一本化された介護士のキャリアアップは、「初任者研修→実務者研修→介護福祉士」という順番で受講を進めれば、確実にステップアップできるようになりました。

 

初任者研修修了者の役割

初任者研修は、介護士として働くための登竜門的資格です。

在宅や施設で働く上で必要となる基本的な知識や技術を習得し、指示を受けながら、介護を実践していきます。

 

介護福祉士の役割

介護福祉士は、利用者の状態に応じたかつ計画的な介護と、多職種との連携をするための幅広い知識と技術を習得し、的確な介護を実践することを求められています。

 

認定介護福祉士の役割

認定介護福祉士とは、介護福祉士の上位資格として2015年12月から認証・認定を開始した民間資格です。

介護福祉士取得後に実務経験と養成課程を習得することで得られます。

 

多様な生活障害がある利用者に対して、質の高い介護を実践することや介護チームにおいて、介護技術の指導や職種間連携のキーパーソンとなることが求められます。

 

まとめ:介護福祉士は誰でも目指せる資格

介護福祉士 業務内容

今回は、介護福祉士の業務内容や魅力、キャリアパスなどを解説しました。

 

本記事のおさらい

介護福祉士の主な業務内容

利用者への介護

信頼関係の形成

介護に関する指導

介護記録の作成

 

介護福祉士の魅力

不況に強く転職が可能

自分の優先条件で職場が選べる

性別や年齢に関係なくキャリアアップしやすい

利用者の安心感

介護福祉士は、年齢や学歴、国籍に関係なく誰でも目指せる資格です。

以前は、女性中心の職場でしたが、今では男性も増加しています。

 

年代も20代~60代と幅広い年代の方が活躍している業界です。

徐々に外国籍の方も増えてきていて、皆さん活躍されてます。

 

介護福祉士試験の受験資格や試験に合格するための学習法が知りたい方は、下記の記事にて解説しているのでご覧ください。

≫【総まとめ】介護福祉士の業務内容から資格取得の仕方まですべて解説

 

今回は以上になります。

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