■LIFULL介護の評判が知りたい。
■老人ホーム選びのポイントを教えて。
そんな悩みにお答えします。
LIFULL介護は老人ホーム検索サイトです。
掲載数38,000件以上で、全国の老人ホームを網羅しています。
僕は、介護業界15年以上の現役の介護士で、さまざまな老人ホームで勤務した経験があり、この業界の知識は豊富です。
この記事では、LIFULL介護の評判や使い方だけでなく、老人ホーム選びのポイントも解説します。
記事を読めば、LIFULL介護を使って、適した老人ホームを見つけるための知識が得られます。
✓この記事を書いている人
・介護職歴15年以上の現役の介護士です。
・デイの相談員や管理者8年以上。豊富なレクの経験あり。
・現在は、老健に勤務しています。
もくじ
はじめに：LIFULL介護とは？
LIFULL介護は、老人ホームを検索できるポータルサイトです。
有料老人ホームや高齢者向け賃貸などの情報を掲載したポータルサイトと電話相談窓口で、高齢者の住まい探しをお手伝いするサービスです。
日本全国38,000件以上の老人ホームを検索することができます。
✓運営会社情報
| 運営会社 | 株式会社LIFULL senior（東証一部ネクストの子会社） |
| 掲載されている老人ホーム数 | 38,000件 |
| 対象地域 | 日本全国（北海道から沖縄まで） |
| 月間サイト利用者 | 300万人以上 |
| 検索可能施設 | あらゆる種類の高齢者住宅 |
| 利用料金 | 無料 |
LIFULL介護の10件の口コミ紹介
つづいて、LIFULL介護の口コミを紹介します。
口コミは、口コミサイトやSNSから収集しました。
LIFULL介護の良くない口コミ
良くない口コミをまとめると下記になります。
・希望にマッチした老人ホーム探しに時間がかかる
・資料請求すると営業電話がかかってきてしつこい
・自分に合った老人ホームは見つからなかった
60代 男性
情報量が多く、使いやすいです。
しかし、探している情報にたどり着くまでが少し手間がかかります。
50代 男性
資料請求の手続きが一括でできる点は便利ですが、請求後に受けた営業電話が多くて少し煩わしいと感じました。
70代 男性
希望のエリア内で駅からアクセスしやすい老人ホームを探していますが、選択肢が駅から離れていて通うのが不便です。
タクシーを使わなければならず、洗濯物を持って行くのも一苦労です。たくさんの施設は紹介されてますが、私の状況に合った施設はまだ見つかっていません。
LIFULL介護の良い口コミ
良い口コミをまとめると下記になります。
・施設の細かい情報が知れる
・適した老人ホームが見つかった
・動画で施設の雰囲気を見ることもできる
・介護認定がなくても入れる老人ホームも閲覧できる
・オンライン見学も対応してもらえた
40代 男性
施設の画像や細かい料金まで詳細にわかるので、親に適した老人ホーム探しに役立ちました。
40代 女性
ホームの情報が豊富で、ホーム選びの際に役立ちました。
細かく検索できるので、要望を一致させることができたので助かりました。
オンライン見学もできたため比較がしやすかったです。
40代 男性
気になった老人ホームの資料をまとめて請求できるのでありがたい
60代 女性
夫との死別後、子供もおらず介護認定は受けていませんが、一人で生活する将来に不安を感じ、老人ホームを探し始めました。
周囲に迷惑をかけることなく、自分のタイミングで入居できる場所を見つけられて安心しています。
介護認定を受けていなくても受け入れてくれる施設があると知り、その点でLIFULL介護のサービスは非常に助かりました。
70代 男性
希望にぴったりの老人ホームを見つけたので、直接電話をして詳細を尋ねました。
その後、体験入居を経て、無事に入居を決めることができました。スタッフの方々の丁寧な対応にとても感謝しています。
40代 男性
父の術後の経過が芳しくなく、急遽施設を探しました。
病院の支払いもあり、入居金0円のところを探してもらえてありがたかったです。
だからといって評判の悪い施設ではなく、きっちりした施設で安心しています。
50代 女性
施設選びにあたり、まずは親の希望を最優先に考えていますが、実際に高齢の親を多くの施設に連れて行くのは非常に負担が大きいです。
LIFULL介護のサービスを利用することで、動画を通じて各施設の雰囲気を確認でき、それによって候補を絞り込むことができました。
現在は、絞り込んだ施設への実際の見学に進む予定です。
LIFULL介護を利用するメリット・デメリット
つづいて、LIFULL介護のメリット・デメリットを紹介します。
LIFULL介護のデメリット
一つずつ解説します。
即入居したい方には不向き
LIFULL介護を使って老人ホームを探す場合、資料を請求してから入居が決まるまでには最短でも1ヶ月はかかります。
そのため、即入居したい方や急遽入居が必要になった方には、不向きなサイトです。
そこで、急に入居が必要になる状況を避けるためにも、親御さんがまだ元気なうちに、将来のための住まい探しを始めることをおすすめします。
これなら、ゆっくりと納得のいく施設を選べます。
ネット検索が苦手だと使いこなせない
LIFULL介護はネット上で情報を提供していますが、ネット検索が苦手な方だと情報を探しにくいかもしれません。
対策として、家族や友人に検索を手伝ってもらうか、LIFULL介護のカスタマーサポートに直接連絡してみると良いでしょう。
サポートスタッフが親身になって相談に乗ってくれます。
営業電話がしつこいことがある
資料請求や問い合わせを行った後に、施設側からのフォローアップの電話が多いと感じるユーザーもいます。
これは、一方で施設側の丁寧な顧客対応とも取れますが、ユーザーによっては営業が過剰であると感じることもあるようです。
資料請求や問い合わせの際に、連絡の希望方法や頻度を明確に伝えることが効果的です。
たとえば、「週に一度メールでの連絡のみ希望」といった具体的な要望を事前に伝えることで、過剰な営業電話を避けることが可能です。
LIFULL介護のメリット
一つずつ解説します。
すべて無料で利用できる
LIFULL介護は、老人ホームや介護施設を探す際に完全無料で利用できるサービスです。
老人ホーム検索から、資料請求、電話サポートまで、すべて無料です。
そのため、幅広い選択肢から最適な施設を見つけることができます。
経済的な心配をせずに多くの施設情報にアクセスできることは、老人ホーム選びにおいて大きなメリットとなります。
資料請求を一括で請求できる
LIFULL介護では、複数の老人ホームや介護施設の資料を一度に請求することができます。
この一括請求機能により、ユーザーは時間と手間を大幅に節約しながら、さまざまな施設の情報を比較・検討することが可能になります。
施設数が豊富で選択肢が多い
LIFULL介護では、全国38,000件以上の老人ホームや介護施設の情報を豊富に取り揃えています。
この広範な施設データベースにより、ユーザーは自分や家族のニーズにぴったり合う施設を、地域やサービス内容、費用などの条件から幅広く選ぶことができます。
多様な選択肢から最適な施設を見つけやすくなることは、ユーザーにとって大きなメリットとなります。
施設情報が詳細で分かりやすい
LIFULL介護では、料金情報だけでなく、施設の雰囲気を伝える写真や動画も豊富に用意されています。
これにより、ユーザーは実際に施設を訪れることなく、自宅からオンラインで施設の内部を確認でき、よりリアルなイメージを持つことができます。
電話やメールの相談サポートがある
わからないことや不安な点がある場合、電話やメールで専門のサポートスタッフに相談することができます。
専門知識を持ったスタッフが、個別の状況に合わせたアドバイスを提供してくれるため、より安心してサービスを利用することができます。
LIFULL介護を利用するときの流れ
LIFULL介護を利用するときの流れは下記になります。
step
1エリアか希望で検索する
まずは、LIFULL介護のトップ画面の「エリアから探す」か「希望する条件で探す」で検索します。
step
2こだわり条件でさらに絞る
費用や入居条件、医療行為などでさらに絞ります。
step
3
検索した老人ホームの基本情報を確認します。写真でホームの雰囲気を確認したり、施設の特徴がわかります。
step
4
気になったホームが見つかったら、個人情報を入力して資料請求します。
見学を希望することもできます。
以上が、LIFULL介護の利用の流れになります。
老人ホームの種類と特徴
老人ホームを選ぶときには、その種類や特徴を知っておくことが大切です。
老人ホームの種類には、ざっくり3種類があります。
一つずつ解説します。
特別養護老人ホーム
特別養護老人ホーム、通称「特養」は、主に「要介護3以上」の方が利用できる施設です。
要介護度1～2の方が入居する場合は、自治体から特別な許可が必要です。
介護保険を使って、低価格でのサービス利用が可能であり、最期まで面倒を見てもらえます。
最近では、プライバシーが守られ、より細やかなケアが受けられる「ユニット型」という新しいタイプの部屋が増えています。
特養は、多くの人にとって最後の住まいとして選ばれていますが、待機者が多く、すぐには入居できない場合があります。
入居順は、個人の状況を考慮して緊急性を判断し、その優先度に基づいて決まります。
介護老人保健施設
介護老人保健施設、通称「老健」は、退院したけれどすぐに家での生活が難しい高齢者が、しばらくの間（数ヶ月）過ごすための施設です。
特にリハビリを中心にしたケアが必要な人に適しています。
ここでは、家への早期復帰を目標としているため、滞在期間は他の介護施設よりも短めです。
理学療法士や作業療法士といったリハビリの専門家が常にいて、質の高いリハビリサービスを提供します。
また、初期費用が不要で、サービスの費用も民間の施設に比べて低く抑えられる点も魅力の一つです。
老健への入所は、特別養護老人ホーム（特養）よりも比較的早くできることが多いですが、施設によって役割が異なるため、入居を考える際にはそれぞれの特徴をよく理解して選ぶことが大切です。
介護付き有料老人ホーム
介護付き有料老人ホームは、入居者一人ひとりの必要に応じて、幅広い介護や生活支援サービスを提供する施設です。
日常生活の手助けから、看護やリハビリのサポートまで対応可能です。
このタイプのホームには、「介護専用型」（要介護者のみ入居可能）と「混合型」（自立している方と要介護者の両方が入居可能）の2つの種類があり、稀に「自立型」（入居時に自立している必要がある）もあります。
介護保険を使用すると、サービス費用が一定額になるため、毎月の支出を予測しやすくなります。
介護サービスの費用は、要介護度に応じて決まり、通常は利用者の支払いは全体の10%ですが、収入によっては20%～30%の負担となることもあります。
他にも、認知症に特化したグループホームや住宅に近いサービス付き高齢者向け住宅など、さまざまな種類の老人ホームがあります。
老人ホームを選ぶときのポイント
つづいて、老人ホームを選ぶときのポイントを解説します。
・施設やスタッフの雰囲気は良いか
・費用は負担にならないか
・介護・医療体制が整っているか
・家族が通える立地であるか
・入居後に思い描く生活ができるか
・設備や住環境は整っているか
・他の入居者の様子はどうか
上記のポイントを意識して探してみてください。
自分に合った暮らしやすい住み家を見つけることができるはずです。
LIFULL介護以外の老人ホーム検索サイト
LIFULL介護以外の老人ホーム検索サイトを紹介します。
上記のサイトは、LIFULL介護と同じように老人ホームをネット検索できるサイトです。
LIFULL介護同様に、施設情報が閲覧できて資料請求もできます。
また、老人ホーム探しには地域包括支援センターに相談するのもいいです。
介護・福祉のプロが親身に相談にのってくれますよ。
LIFULL介護によくあるQ&A
最後に、LIFULL介護によくある質問と回答をまとめておきます。
LIFULL介護のまとめ
LIFULL介護は、老人ホームや介護施設を探している方々にとって無料で利用できる便利なサービスです。
全国の様々な施設から条件に合った場所を検索し、資料請求から見学の手配まで一手に担います。
利用者の声に基づいた評判情報も提供しており、介護が必要な家族のための最適な施設選びをサポートします。
無料の相請サポートもあり、老人ホーム探しの強力な味方となるでしょう。
今回は以上になります。
