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介護の転職

【介護の面接はここを抑えろ!】鉄板で聞かれる5つの質問と回答例

介護面接聞かれること

悩む人
■介護面接で何度も落ちて辛い(-_-;)

■介護面接で聞かれる質問が知りたい

■高評価の回答例があったら教えて欲しい

そんな悩みにお答えします。

 

面接対策が出来ていなくて何度も不採用になるケースはよくあります。

僕自身も転職活動の際は、数十社から不採用を食らいました。

「自分は誰からも必要とされていないのではないか」そんな風に自信を無くした時期もありました。

 

そこでこの記事では、介護面接で鉄板で聞かれる5つの質問と回答例を紹介していきます。

 

今回紹介する5つの質問に対する回答を準備して、面接にのぞめば確実に採用される確率が上がるはずです。

 

 

 

本記事の信頼性

この記事を書いている僕は、10年以上の介護経験がある現役の介護士です。

介護福祉士と福祉用具専門員の資格を持っています。

Twitterもやってます。(@shinbloger

一般的な面接の流れ

介護面接聞かれること

転職活動の面接はめちゃくちゃ緊張しますよね。

緊張しすぎて本来の自分をアピールできなかった経験がある方も多いのではないでしょうか。

 

そこで知っておいて欲しいのが面接の流れです。

面接の流れを知っておくと、次にされる質問が予想できるので、緊張がほぐれて面接にのぞめるはずです。

介護面接の流れ

質問1 職務経歴

質問2 転職理由

質問3 志望動機

質問4 目標・キャリアプラン

質問5 逆質問

介護面接の流れは、ほとんどこのパターンです。

なぜなら、採用担当者が知りたいことは、どの法人でも共通しているからです。

 

まずはこの順番を覚えておきましょう。

つづいて、質問の意図と適切な回答例を質問別に紹介します。

 

質問1【職務経歴】今までどんな仕事をしてきましたか?

介護面接聞かれること

「職務経歴」で採用担当者がチェックしていることは4つです。

応募者の第一印象

コミュニケーション能力

どんな経歴を持っているか

自社で活かせるスキルをもっているか

職務経歴への回答で採用担当者に「活躍してくれそう」と思わせることができれば、採用担当者にも熱が入り、「採用するための質問」へと変化していきます。

 

職務経歴を回答する時のポイント

回答するときのポイント

目を見て、ハキハキと話す。

簡潔に経歴をアピール。

応募企業で求められるスキルをアピール

これらを踏まえて、1~2分でまとめましょう。結論からはじめできるだけ簡潔に答えるのが基本です。

長すぎるのはNGです。

 

「職務経歴を教えてください。」の回答例

お手本回答

有料老人ホームで6年間の介護士として働いていました。

要介護1~5までの入居者様のいるフロアで、身体介護を主に行いました。

歩行レベルから車椅子レベルの方のトイレ介助や入浴介助、認知症のためご自分で食事をとることが難しい方の食事介助も経験しました。

経歴を簡潔に伝えつつ、その中で習得したスキルが明確に伝わることがポイントです。

 

 

NG回答

有料老人ホームで働いていました。

排泄や食事、入浴介助を行いました。

レクを担当したこともあります。

簡潔すぎて、具体性がないとどんなスキルを持っているのか採用担当者に伝わりません。

 

質問2【転職理由】転職理由を教えてください

介護面接聞かれること

「転職理由」の質問の意図は、「何かトラブルを抱えていないか」「前職と同じようにすぐ辞めてしまわないか」の確認です。

 

腰痛や体力的にもたないなどの健康上の問題や人間関係のトラブルや個人的な理由で離職している場合、「同じように辞めていくのではないか」と捉えかねられません。

不満やトラブルを今も引きずっている印象を与えないように、「前職を辞めてでもここだ働きたい」といった前向きな姿勢をしめしましょう。

 

「転職理由を教えてください」の回答例

お手本回答

前職では、軽度から重度までさまざまな利用者様の介護を経験しました。

その中でやりがいを感じたのは、認知症の対応です。

一人一人によりそって、ケアをすることで穏やかに過ごしていただけることを学びました。

今後は、もっと認知症ケアを学びスキルアップしたいと思い、転職を決意しました。

転職の理由が、前向きな印象を持たれるよう答えるのがポイントです。

 

NG回答

前の職場では、自分の仕事に口うるさい同僚がいて嫌になりました。

上司に相談しても相手にされず辞めました。

こういった回答では、自己中心的と捉えられ、合わない人がいれば、すぐ辞めてしまうと思われてしまいます。

 

例え、転職理由が人間関係が理由だとしても、そのまま伝えるのではなく、改善のため努力したことや前向きにスキルアップしたい姿勢をしめせるよう工夫しましょう。

 

例えばこんな感じ。

前の職場では、ケアの方向性で意見が合わなかった同僚がいました。

入居者様を尊重したケアをするためにチームで話しあう提案を上司にしましたが、改善されませんでした。

今後は、もっと自分らしく働ける職場でスキルアップをしたいと思い転職を決意しました。

転職理由は、人間関係のトラブルであることは変わりありませんが、改善のため努力したことや前向きに頑張る姿勢が伝わり、印象がガラッと変わります。

 

質問3【志望動機】当法人を選んだ理由は?

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「志望動機」の質問の意図は、「当法人に対する本気度」「当法人で長く働いてくれるか」の確認です。

ここで伝えるポイントは、「他の法人ではなく、なぜ当法人なのか」です。

 

このポイントがうまく伝えられないと、「どこでもよかったのではないか」「とりあえず面接に来ただけ」と捉えられかねません。

うまく伝えるには、法人の理念やケアの方針、仕事内容をしっかりと理解して面接に望むことです。

 

「当法人を選んだ理由は?」の回答例

お手本回答

こちらの法人には、認知症ケア専門士もおられ、認知症ケアを研修を定期的に行うなど、認知症ケアに力を入れていることを知りました。

認知症ケアを専門的に学べる環境だと思い、志望いたしました。

応募先で経験できることを調べたことがアピールできている回答例です。

 

NG回答

前よりも職場が近いし、給料がいいところです。

前よりも残業が減りそうだし、自分の時間が作れそうだからです。

待遇や勤務条件ばかりに終始していて、応募した法人で何がしたいのか何も伝わりません。

 

質問4【目標・キャリアプラン】今後の目標は何ですか?

介護面接聞かれること

「目標・キャリアプラン」の質問の意図は、「どんなやりがいを持って働いてくれるか」「目標を持って働いてくれるか」「当法人で実現できる目標か」の確認です。

 

自らのキャリアプランを持って、それを実現するための具体的な方法をしめせるとアピールに繋がります。

なぜなら、自主的・能動的に動ける人材とアピールできるからです。

 

「今後の目標は何ですか?」の回答例

お手本回答

介護職について、6年になります。

介護福祉士の資格を持っていますが、今後は、認知症ケア専門士の資格をとりたいと思っています。

認知症ケアのスキルを磨き、教育・指導もしていきたいと思っています。

具体的な資格をあげているので、採用担当者にも伝わりやすい表現になっています。

 

NG回答

言われたことは何でもやります。

何でもやりたいと思っています。

好奇心旺盛なので、経験したことがないことも経験したいです。

「何でもやります」はやる気があるように評価されるのでは?と思うかもですが、具体性がなく、受動的な印象と捉えられます。

 

質問5【逆質問】何か質問はありますか?

介護面接聞かれること

「逆質問」の質問の意図は、「後から問題が生じないように、労働条件を確認する」ことです。

残業や夜勤ができないのに、「できる」と答えると後でトラブルになりかねません。

できない理由や、できないなりにもできる範囲を伝えましょう。

 

「何か質問はありますか?」の回答例

お手本回答➀

残業や夜勤は基本的にできます。

残業や夜勤は月にどれくらいありますか?

お手本回答②

現時点で、子供が低学年で、学童保育の迎えがあるので、18時以降の残業ができません。

土曜日や日曜日なら主人が対応してくれるので残業もできます。

「できる」と答えるとやる気が伝わり好印象です。

 

NG回答

特に何もありません。

「得にありません」はNGだと思ってください。

採用担当者は、この質問で「当法人に本当に興味を持っているか」「当法人への入職意思は強いのか」をチェックしている可能性があります。

 

まとめ:面接で鉄板で聞かれる質問のベストな回答を準備しよう

介護面接聞かれること

今回は、介護面接で鉄板で聞かれる質問とその回答例を紹介しました。

 

鉄板で聞かれる5つの質問

質問1【職務経歴】今までどんな仕事をしてきましたか?

質問2【転職理由】転職理由を教えてください

質問3【志望動機】当法人を選んだ理由は?

質問4【目標・キャリアプラン】今後の目標は何ですか?

質問5【逆質問】何か質問はありますか?

この質問に対するベストな回答を準備して面接に望むことで、入職できる確率はグッと上がるはずです。

 

今回は以上になります。

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