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認知症ケア

【必見】認知症予防には運動や脳トレは効果があるのか?

2020年2月26日

認知症予防 運動

悩む人
認知症予防には運動や脳トレといった活動は効果があるのか知りたい。また、どんな活動をすると予防になるのか知りたい。

そんな悩みにお答えします。

本記事の内容

・認知症予防に運動や脳トレは効果がある。根拠を言います。
・認知症予防に効果的な活動。

この記事を読むと、どんな活動が認知症予防になるのかわかります。

✔こんな人におすすめ

・認知症予防に運動や脳トレは効果があるのか知りたい人
・認知症予防に効果的な活動が知りたい人

というわけで、認知症予防と活動の記事を書きました。最後まで読んでいただけたら幸いです。

認知症予防には、運動や脳トレは効果がある。

認知症予防2

認知症の予防には、運動や脳トレは効果があります。2019年に発行された文献「作業療法ガイドライン‐認知症」には、その効果が明記されています。この文献は、1994年~2008年にかけてアメリカで提出された20以上の論文を元に作成されています。文献によると、レジャー活動や回想法が認知症の予防に得に効果的だと書かれています。表情が豊かになったり、ストレス解消、精神的安定といった効果があったそうです。

※レジャー活動…コミュニティへの参加や他者との交流のこと

認知症予防に効果的な活動

筋力の維持や向上も期待できる運動

認知症の予防には運動が効果的です。適度な運動は、体と脳神経の機能の改善ができ、ストレス解消や精神的安定を得ることができます。また、認知症の危険因子である生活習慣病の改善にも運動はかかせません。

具体的には、歩くことが手軽でどこでもできる運動としておすすめです。週2~3回以上30分くらいを目安に歩くといいでしょう。また、近所のラジオ体操に参加するのもおすすめです。

頭と体を同時に使うコグニサイズ

コグニサイズとは国立長寿医療研究センターが開発した運動と認知課題(計算、しりとりなど)を組み合わせた、認知症予防プログラムです。

★運動は、左右にステップを踏んだり、踏み台昇降、ウォーキングといった軽く息が上がる程度の運動を取り入れています。

★認知課題は、3の倍数やしりとりなどです。

コグニサイズは、無理せず、水分をしっかりとって、毎日少しでもいいから継続していくことが認知症予防に効果があると書かれています。気になる人は参考リンクを貼りましたのでそちらを確認下さい。

認知症予防に向けた運動コグニサイズ

脳の活性化を図る脳トレ

脳トレとは、計算問題や間違い探しなどの脳のトレーニングです。手先を使うことで脳を活性化させたり、考えることで脳の機能を向上させる効果があります。毎日続ける習慣をつけることが大切です。なので、自分にあった脳トレを選び、無理なく続けていきましょう。

おすすめの脳トレ

★間違い探し

間違い探しは、視覚的に絵を覚え、それが間違っているかを記憶や経験から何度も比較する必要があることから、注意力や空間認識能力を鍛えることができます。間違い探しを提供しているサイトも多いので、プリントアウトしてファイリングしておけば、時間のある時に行うことができます。最近では、カラーの間違い探しや動画の間違い探しもあります。バリエーションも豊富なので、飽きずに続けていけるはずです。

間違い探し

★クロスワード

クロスワードは、思考力や記憶力を鍛える効果があり、脳を活性化させることができます。新聞にも掲載されていたり、書店にもクロスワードの書籍は多数並んでいるので手にいれるのは容易で始めやすい脳トレです。イギリスの調査によると、普段からクロスワードを解いている人は、同年代より10歳脳が若いという調査結果が発表されています。

★折り紙

折り紙は、ただ折るだけでなく、折り方や紙質を変えるなど創意工夫が可能で、脳の活性化に最適です。また、昔からなじみのある遊びで、手軽に始めることができます。完成した時の達成感を感じることができるなどメリットがいっぱいです。

他にも、計算問題や漢字問題などいろんな脳トレがあります。何度も言いますが、自分に合った脳トレを探して日々継続することで、認知症の予防につながります。

昔を思い出す回想法

回想法とは、懐かしいモノや映像を見て語り合う心理療法です。脳を活性化し、精神的安定の効果もある回想法は、認知機能の改善だけでなく、認知症の予防にも効果があるときたいされており、病院や施設などに広がりをみせています。

回想法の詳細な記事を書きました。興味のある人はそちらをどうぞ

【認知症予防に効果あり】回想法のやり方

リラックスできる音楽療法

音楽療法は、好きな音楽を聴く、カスタネットやタンバリンなどで音を奏でる、歌に合わせて踊るといった音楽を利用したリハビリテーションです。音楽は脳の活性化が図れるだけでなく、リラックス効果や他者との交流にもつながります。

音楽は「記憶の扉を開けるカギ」と言われており、子供の時に歌った歌や若いころに流行した歌を聴くことで回想法と同様に昔のことを思い出して、脳の活性化にも効果が期待できます。

自然と触れ合う園芸療法

園芸療法とは、植物を育てたり、自然と触れ合うことで五感を刺激し、認知症予防に効果があります。土の香りや芽吹いたばかりの芽、成長していく植物、実った野菜や花、美しいもの、自然のものに触れ、五感が刺激されることによって心に癒やしが得られます。

地域活動への参加

自治会や町内会、趣味の会など地域活動に参加することは、認知症予防に効果があります。早稲田大学の研究によると、10年にわたり、14000人の高齢者を対象に調査を行ったところ、地域活動への参加により認知症リスクを22%減少する。役割りを持つことでさらに19%減少するとの報告がされました。

地域活動に参加すると、他者との交流によるコミュニケーションや趣味活動を通して脳を活性化することができるので、とても認知症予防に効果があります。

最後に

いろんな認知症予防の活動を紹介しましたが、無理なく続けていくことが大切です。自分にあったものを選び、楽しみながら続けていきましょう。

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