介護の悩み

【介護士は読んでください】人間関係を良くするために介護観を理解しよう。

介護観

悩む人
■介護観って何?

■介護観が合わない時のケアはどうすればいいの?

■他の人の介護観が知りたい。

そんな疑問にお答えします。

 

早速ですが、皆さん介護観を知ってますか?

一言でいうなら、「介護をする上で、自分が大切にしたいと思うこと」です。

 

プロの介護士であれば、みんな自分の介護観を持っています。

ちなみに、保育の現場では保育観、看護の現場では看護観といいます。

 

そこで記事の前半では、事例をまじえて介護観を詳しく解説して、後半では介護観が合わない時のケアの決め方について解説します。

 

この記事を読むことで、介護観を理解できるばかりか、あなたの職場での人間関係が楽になります。

 

この記事の信頼性

この記事を書いている僕は、10年以上の介護経験がある現役の介護士です。

介護福祉士と福祉用具専門員の資格を持っています。

Twitterもやってます。(@shinbloger

介護観とは「介護をする上で、自分が大切にしたいと思うこと」

介護観

冒頭でもお伝えしましたが、介護観とは「介護する上で自分が大切にしたいと思うこと」です。

プロの介護士であれば、みんな持っているものです。

 

介護観の違い

例えば、Aさんという利用者さんが入浴を拒否しています。

職員Bさん:Aさんの意思を尊重して、今日の入浴は中止しよう。

職員Cさん:Aさんの体調やバイタルは正常だから、清潔に保つためにも入浴を促そう。

職員Dさん:本人の意思を尊重したいけど、冷え性な方だからお部屋で足浴だけでもしてあげよう。

とそれぞれ思っています。

 

これが介護観です。

これ、どの介護観も決して間違っているわけではなく、人の数だけ正解があります。

介護観が合う職場や上司だと仕事がとてもしやすくなります。

 

そして介護観は介護の経験を積んでいくことで変化していくものです。

 

介護観を知れば人間関係が楽になる

介護観

介護の現場では、介護観が合わずに人間関係がこじれるケースがよくあります。

 

介護観の違い

例えば先ほどのAさんの入浴拒否のケース。

職員Bさん:Aさんが入浴嫌がってるんだから、無理して入浴しなくてもいいよ。

職員Cさん:いや清潔に保たないと病気になっちゃうから、入浴を促すべきだ。

家族からの要望もあるんだよ。

 

といった感じで、介護観が合わず人間関係がギクシャクすることがあります。

これは、極端な例ですが、人間関係のコジレはこんなところから始まります。

 

職員BさんはAさんの意思を尊重しようとしています。

職員Cさんは、清潔に保つことが、病気の予防となりAさんの為になると考えています。

 

これ先ほども言いましたが、どちらも間違ってないんです。

どちらも正解。

 

だから自分の介護観を相手に押し付けるのは間違っているんです。

BさんもCさんもお互いの介護観を尊重して、話し合えば職場の人間関係はダンチでよくなります。

 

僕自身も自分の介護観を押し付けて、同僚と揉めたことは何度もあります。

逆に押し付けられることも。

相手の介護観を尊重することを覚えてからは、同僚と揉めることもずいぶん減りました。

 

まあ、それでも頭にくるときはちょくちょくありますけど…(笑)

 

介護観が違うときのケアはどうすべきか

介護観

じゃあ、介護観は合わない時はどうケアすればいいの?って疑問がでてきますよね。

 

職員Bさんと職員Cさんで、入浴しなかったり、入浴したりとケアの仕方が違ってはいけません。

ケアが統一されていないと、Aさんのニーズを満たすことができないばかりか、事故の原因にもなるので、介護の現場ではケアを統一することが基本です。

 

これは主に介護リーダーの仕事となります。

Aさんの疾患や性格、さらには家族の要望なども考慮したうえで、職員の介護観にも配慮しつつコミュケーションをとり、ケアの方向性を決めていく必要があります。

 

僕の介護観:理想の暮らしの近づけるように

介護観

「他の人の介護観が知りたい」という意見もあると思うので、ここでは僕の介護観をお話します。

 

ちなみに僕は、介護士歴10年以上の現役の介護士です。

主にショートステイとデイサービスで勤務してきて、今は、認知症対応型デイサービスの相談員をしています。

認知症の方のケアを日々おこなっており、その家族の相談や悩みにも答えています。

 

僕の介護観は、「その方の理想の暮らしに少しでも近づけるようにサポートする。」です。

 

利用者さんの多くは、これからも住み慣れた自宅で元気に暮らしたいと思っています。

そんな利用者さんが自宅で元気に暮らせるために自分に何ができるか、この方には今何が必要か、日々考えながらケアをしています。

 

認知症の方は、「ここがどこだか分からない。」「この人が誰かわからない。」と不安を抱えて暮らしています。

 

できるだけ不安を減らしてあげたい

笑顔を作ってあげたい

笑顔で自宅に戻ったら家族も安心できるから

 

そんな風に考えています。

 

自分の介護観が分からなくても焦る必要はありません

介護観

最後に、「自分の介護観が分からない、どうすればいいの?」という方もいると思います。

 

結論から言うと、介護観がわからなくても焦る必要はありません。

僕の過去を振り返ってみても、介護の仕事を始めて半年や1年ほどは介護観はなかったと思います。

 

ただ、日々の業務を覚えること、介護の知識をみにつけることに必死でした。

ある程度、勤務をしていると仕事にも慣れゆとりがでてきます。

 

そうなった時に、法人や上司からの学びや利用者・入居者さんの声から、自分の介護観が自然と身についていきます。

そして、その介護観は経験を重ねるごとに変化していくものです。

 

まとめ:介護観は人の数だけ正解がある

介護観

今回は、介護観を知れば人間関係が楽になる理由について解説しました。

 

記事のおさらい

介護観とは、「介護をする上で、自分が大切にしたいと思うこと」

介護観は人の数だけ正解がある

自分の介護観を相手に押し付けるのは間違い

 

良かったら、皆さんの介護観もコメントで教えてくれると嬉しいです。

 

今回は以上になります。

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