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介護の悩み

なぜ介護士の給料は安いのか?理由だけでなく給料アップさせる方法も解説!

介護士

悩む人
「介護士を目指すつもりだが、給料事情が知りたい」

「介護士をやっているけど、給料が安くて不満がある」

「給料が安くて給料をアップさせる方法が知りたい」

そんな悩みにお答えします。

 

記事を書いている僕は、介護士歴10年以上の現役の介護士です。

そのため、介護業界の給料事情には精通しています。

 

この記事では、現役介護士である僕の経験を元に、介護士の給料事情や給料アップさせる方法を解説していきます。

記事を読めば、介護士の給料事情がわかるだけでなく、給料アップするためにすべき行動も分かります。

 

記事を書いている人

この記事を書いている僕は、10年以上の介護経験がある現役の介護士です。

介護福祉士と福祉用具専門相談員の資格を持っています。

Twitterもやってます。(@shinbloger

介護士の給料の実態

皆さんも知っているかと思いますが、介護士の給料は安いです。

厚生労働省による「賃金構造基本統計調査」によると、介護士の年収は3,557,700円です。

全産業の平均年収が、4,634,900円なので、108万円ほど少ない計算になります。

給料

 

生涯賃金で比較すると、介護士の生涯賃金は、1億2000万円。

全産業の平均が、1億8000万円です。

その差は、6000万円にもなります。

 

介護士の初任給は他業種と変わらない

さきほども言いましたが、介護士の給料は安いです。

しかし、初任給でいえば、他業種と同等程度の給料がもらえます。

 

大卒で比較すると、介護士の初任給は、204,000円。

全業種の平均が、210,000円です。

これは、厚生労働省の年賃金構造基本統計調査のデータです。

 

以前は、介護士の初任給はもっと安かったんです。

しかし、最近では介護士の処遇改善がすすみ、全業種と同程度まで給料が上がってきました。

 

介護士の給料は継続年数を重ねても上がりずらい

ではなぜ、生涯賃金で6000万円もの差が生まれるのか?

その理由は、介護士は勤続年数を重ねても給料があまり上がっていかないためです。

 

下記のグラフは、勤続年数で介護士と全業種の平均年収を比較しものです。

勤続年数

全業種 介護士
1年目 2,940,000 2,930,000
10年目 4,280,000 3,660,000
20年目 5,060,000 3,830,000
30年目 5,780,000 3,650,000
40年目 5,750,000 2,790,000

 

ご覧のように、初年度はさほど年収に差はありませんが、年数を重ねるごとに大きな開きが生まれています。

 

僕も介護士を始めて、10年以上になりますが、手取りで22万です。

基本給でいえば、10年で3000円しか上がっていません。

ハッキリ言って少ないです(>_<)

 

介護士の給料が安い理由

ではなぜ、介護士の給料は安いのか?

その理由は、主に2つです。

給料が安い理由

・介護士の専門性が認められていない

・介護報酬に上限がある

 

一つずつ解説します。

 

介護士の専門性が認められていない

一つめは、介護士の専門性が社会に認められていないためです。

世間では、「介護士=誰でもできる仕事」というイメージが、今だに残っています。

そして、介護の現場は、無資格・未経験でも活躍できます。

 

そのため、有資格者や経験が必要な他業種と比べて、どうしても給料が安くなってしまいます。

実際には、介護はとても複雑で専門知識が必要な仕事です。

その専門性が認められない限りは、給料は安いままです。

 

介護報酬に上限がある

二つめは、介護報酬に上限があるためです。

介護事業では、訪問系のサービス以外は、定員が決まっていて、また単価も介護保険上で定められています。

事業の収入は、「数量×単価」で決まるので、その両方に上限のある介護事業の場合、おのずと施設全体の収入に上限が決まってきます。

 

その一部が介護士の給料となるため、青天井で給料が上がっていくことはありえません。

他業種であれば、売上に上限がありません。

事業が好調であれば、それに比例して社員の給料も上がっていきますが、介護士にはそれがないんです。

 

こういった理由で、介護士の給料は安くなっています。

 

介護士の給料をアップさせる3つの方法

どうすれば、介護士の給料をアップさせることができるのか?

その方法を3つ紹介します。

給料をアップさせる3つの方法

・介護福祉士の資格をとる

・ケアマネや社会福祉士になる

・管理職になる

 

一つずつ説明します。

 

介護福祉士の資格をとる

一つめは、介護福祉の資格をとることです。

介護福祉士の資格は、資格手当として10000円~15000円程の資格手当がもらえます。

 

また、介護福祉士をとれば相談員やリーダー職といった役職にもつくことが可能です。

その結果、給料も上がります。

 

無資格者の年収と比べると、およそ50万円ほど、年収アップがのぞめます。

なので、介護士を続けるなら、マストで介護福祉士をとりましょう。

 

ケアマネや社会福祉士になる

二つめは、ケアマネや社会福祉士になることです。

ケアマネや社会福祉士は、相談・援助業務がメインです。

 

ケアマネの平均年収は3,940,000円、社会福祉士は4,200,000円です。

介護士の年収が3,577,000円なので、およそ40万円以上の年収アップが期待できます。

 

社会福祉士は、養成施設へ通学する必要がありますが、ケアマネであれば、介護福祉士をとったあとに実務経験さえ積み上げれば、受験資格が得られます。

働きながらでも、資格取得を目指せる資格です。

 

管理職になる

三つめは、施設長やホーム長などの管理職をになることです。

いわゆる施設や事業所のトップです。

 

その仕事内容は、主にマネジメント、つまり管理業務です。

職員のマネジメントから介護業務のマネジメント、収支のマネジメントなど、その仕事内容は多岐にわたり、責任も重大です。

そのため、給料も高く年収で5,000,000円以上も可能です。

 

介護士の給料を上げる方法は、こういったところです。

 

今後の介護業界の給料はあがるのか?

結論から言うと、介護士の給料は微増していくが、劇的な増加は望めないと思います

 

介護士の人材確保のため、介護職員処遇改善がすすめられて、介護士の給料は徐々に上がってきています。

とはいえ、介護士の年収が全産業の平均年収まで、「5~10年で引きあがるか?」と問われれば絶対にありえないです。

 

なぜなら、介護士の給料の財源は、介護報酬です。

介護報酬は、制約を受けていて、劇的に介護報酬が上がることはありえないからです。

さらに、介護士の専門性はまだまだ認知されていません。

 

なので、社会全体で介護士の処遇改善の機運が高まらない現実があります。

その結果、微増はするけれど、劇的な増加はないでしょう。

具体的には、5年~10年で月収が1万円、よくて2万円上がる程度ではないかと予想しています。

 

介護業界でのキャリアアップは夢がない

上記で、介護士の給料をアップさせる3つの方法を紹介しました。

僕の意見ですが、介護業界でのキャリアアップは魅力的ではないと思っています。

 

例えば、介護士からケアマネを目指す場合です。

ケアマネ試験の合格率は、20%以下です。

学習時間は、最低でも200時間です。

1日1時間学習したとして、半年以上かかります。

 

それだけ頑張って得られる年収が、3,940,000円です。

月の手取りで、22万円ほどです。

 

下手したら、夜勤と残業が多い介護士の方が、給料が高い場合があります。

とてもじゃないけど、妻や子供を養っていける給料ではない。

 

では、施設長やホーム長などの管理職を目指す場合は、どうでしょう?

施設長の仕事は、介護業務のマネジメント、職員のマネジメント、収支管理、営業やクレーム処理など多岐にわたり、責任も重大です。

そのため、年収は500万円以上も可能です。

月収の手取りも30万は超えてきます。

 

さて、施設長の年収500万は魅力的ですか?

僕は、全然魅力を感じません。

だって施設長といったら、会社の社長みたいなものですよ。

社長といえば、年収1000万、2000万をもらってる方が、たくさんいるんです。

それなのに、施設長はたったの500万...

 

ぶっちゃけ500万だったら、会社にただいってるだけの50代の窓際族だってもらってますよ。

 

僕の上司である施設長は、人格者であり、尊敬もしています。

ただ、ママチャリで通勤してくるんです(>_<)

施設のおさが、ママチャリって...

テスラに乗ってくれとはいいませんよ、せめてクラウンくらいには乗って欲しい。

夢がないんですよね。

 

もちろん、ケアマネや施設長は、社会的価値も高く、やりがいのある仕事だとは思います。

ただ、給料を重要視する方には、この現実を知っておいて欲しい。

 

稼ぎたいなら他業種への転職か副業しかない

では、どうすればいいのか?

僕は、他業種への転職か副業しかないと思っています。

 

他業種への転職は、20代前半であればチャンスがあります。

年齢を重ねれば、難易度は上がるので、早いうちに決断をすべきです。

 

年齢的に他業種が厳しくなった場合は、副業一択です。

今は、副業ブームです。

物販、ライター、ブロガー、youtuberなど、選択肢は幅広いです。

努力次第で、収入は青天井です。

 

僕は、介護ブログを書いています。

ブログを始めて、1年半がたちました。

ぶっちゃけ今の収入は、月で数千円から1万円程度です。

 

たったそれだけかよ!って声が聞こえてきそうですが、これだけです。

ハッキリ言って個人で稼ぐのはむちゃくちゃ難しいです。

でも、ブログには夢があるんですよ。

 

介護ブログの第一人者の@たんたんさんを紹介します。

この方は、介護ブログで月収100万円以上稼いでいます。

今は、介護士を辞めて、フリーランスとして活動されています。

 

夢があると思いませんか?

月収100万ですよ!介護業界にいたら、絶対稼げない金額です。

先ほども言いましたが、個人で稼ぐのはむちゃくちゃむずかしい。

でも、夢があるから頑張れる!

 

もちろん、介護士はやりがいのある仕事です。

人の役に立っている、困っている人の手助けができていると実感できる仕事で、僕も好きです。

しかし、稼ぎたいなら他業種へ転職するか副業をやるしかない。

 

まとめ

今回は、介護士の給料が安い理由と給料をアップさせる方法を解説しました。

 

本記事のおさらい

介護士の給料が安い理由

・介護士の専門性が認められていない

・介護報酬に上限がある

 

給料をアップさせる3つの方法

・介護福祉士の資格をとる

・ケアマネや社会福祉士になる

・管理職になる

 

稼ぐことを重要視するなら、他業種への転職か副業をしよう。

 

今回は以上になります。

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