日本の介護職員にとって待望のニュースが届きました。
厚生労働省は、来年度からの介護報酬を1.59%引き上げる方針を発表しました。
この改定が介護職員の月収や年収にどのような影響を及ぼすのかが大きな関心事となっています。
今回の改定は、介護業界の給与体系全体にポジティブな変化をもたらし、介護職員の待遇改善への一歩となることが期待されています。
✓本記事を書いている人
・介護職歴15年以上の現役の介護士です。
・デイの相談員や管理者8年以上。豊富なレクの経験あり。
・現在は、老健に勤務しています。
介護報酬改定:来年度から1.59%増
厚生労働省は来年度から介護報酬を1.59%プラス改定する方針で最終調整中です。
これに加えて、介護職員の処遇改善加算を統合し、総合的な改定率は2.04%になる見込みです。
介護業界では、他産業と比べて低い給与が課題であり、この改定は介護職員の賃上げを目指しています。
介護職員の人材確保が重要な課題で、現在の給与水準は他産業平均よりも低い状況が続いています。
今回の改定が介護職員の処遇改善に向けた重要な一歩となることが期待されています。
介護職の月収、年収はどれくらい増える?
現在、介護職員の平均月収は約29万3000円です。
来年度の介護報酬の1.59%プラス改定とその他の改善策により、全体で2.04%の賃上げが見込まれています。
これにより、介護職員の月収は約5961円(29万3000円の2.04%)増加し、年収では約7万1552円の増加が見込まれます。
ただし、これらの数字は目安であり、具体的な増加額は職員の現在の給与や勤務形態によって異なります。
今回は以上になります。