そんな悩みにお答えします。
✓本記事の内容
・介護職員初任者研修とは
・介護職員初任者研修のメリット
・介護職員初任者研修のデメリット
・介護職員初任者研修の申込はここから
・初任者研修を働きながら取得することは可能?
介護職員初任者研修を取得しようか悩んでいるあなたへ。
現役介護士である僕が、初任者研修のメリット・デメリットから取得の仕方まで解説します。
結論から言うと、介護士として働いている、もしくは今後、介護に関わる仕事をしようと考えているなら介護職員初任者研修の資格はマストで必要です。
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✓本記事の信頼性
この記事を書いている僕は、介護士歴10年以上。
介護福祉士と福祉用具相談員の資格を持っています。
現在、初任者研修の実技の講師も担当しています。
この記事を読めば、初任者研修の必要な理由が理解でき、所得までの道のりまで分かります。
もくじ
介護職員初任者研修とは
介護職員初任者研修とは、これから介護の仕事を始める人に、最初に取ってほしい資格です。
利用者さんの身体に触れる「身体介護」をするためには、必ず介護の資格を保有している必要があります。
介護の資格は、比較的短期間でとれるものから、難易度の高い国家資格までさまざま。
その中で、この介護職員初任者研修は3カ月程度で取得が可能なもっともとりやすい資格。
いわば「介護の入門資格」です。
受験資格
初任者研修の受験資格はありません。
誰でも取得できる資格です。
受講内容
初任者研修を取得するには、130時間の講習を受ける必要があります。
内容は下記です。
科目 | 時間数 |
職務の理解 | 6時間 |
介護における尊厳の保持・自立支援 | 9時間 |
介護の基本 | 6時間 |
介護・福祉サービスの理解と医療との連携 | 9時間 |
介護におけるコミュニケーション技術 | 6時間 |
老化の理解 | 6時間 |
認知症の理解 | 6時間 |
障がいの理解 | 3時間 |
こころとからだのしくみと生活支援技術Ⅰ 基本知識の学習 | 12時間 |
こころとからだのしくみと生活支援技術Ⅱ 生活支援技術の学習 | 53時間 |
こころとからだのしくみと生活支援技術Ⅲ 生活支援技術演習 | 10時間 |
振り返り | 4時間 |
合計 | 130時間 |
これは、自宅学習と通学での学習を合算したものです。カリキュラムを終了後、1時間程度の筆記試験を受けます。
カリキュラムのプラン・時間割りはさまざま用意されています。
土日に通うもの、夜間に通うもの、短期集中のもの、通信教育が大目のものなど、自分に合うものを選ぶことができます。
合格難易度
1時間の筆記試験は振り落とすようなものではなく、学んだことを振り返るような、安心して受けられる内容です。
多くの実施校は合格基準を70点程度に設定しており、記述式ではなく、選択式の場合が多いです。
万が一、不合格になっても、追試でほぼ全員が合格するというのが実態です。
資格取得までの期間
資格取得までの目安期間は通信講座か通学講座かで変わります。
通学講座の場合、通学日数は平均29日程度で、ほぼ毎日通うことが可能であれば、1ヶ月から1ヶ月半。
週2回程度で4~6ヶ月位で取得することができます。
通信講座(自宅学習+スクーリング)の場合、平均的な学習期間は、3ヶ月程度となりますが、短期集中の講座であれば最短3週間での取得も可能です。
受講料
受講料はスクールによって異なります。
相場は、3万円〜12万円ほどです。
キャンペーンをやってるスクールもあるのでいくつか見比べて検討することをおすすめします。
介護職員初任者研修のメリット
つづいて初任者研修のメリットを解説します。
初任者研修のメリット
・入職・転職に有利
・資格手当がつき、給料アップ
・キャリアアップにつながる
・介護の基礎がみにつく
・誰でも取得できる
・修了後の転職サポートがある
一つずつ解説します。
入職・転職に有利
初任者研修の資格を取得すると、求人の幅グッと広がります。
転職サイト大手のきらケアで比較してみましょう。
無職OK | 9523件 |
介護職員初任者研修 | 11794件 |
ご覧のように、初任者研修を取得すれば、求人数は10倍以上に跳ね上がります。
求人の募集条件を満たすことは、転職活動をする上で有利となります。
資格手当がつき、給料アップ
初任者研修を持っていると資格手当として、月に2000円〜4000円ほどの手当がもらえます。
キャリアアップにつながる
初任者研修は、介護の入門編の資格です。
次は、実務者研修、介護福祉士といった上の資格を目指す第一歩となります。
介護の基礎がみにつく
資格を取得することで、介護の知識や技術がみにつきます。
そういったスキルは、介護の現場で使えるだけでなく、身近な親の介護をするにも役立つスキルとなります。
誰でも取得できる
初任者研修は、取得するのに一切条件はありません。
時間と費用さえあれば、誰でも取得できます。
修了後の転職サポートがある
スクールによっては、修了後に転職のサポートを受けられるスクールもあります。
転職活動を一人でやるのに不安な方は、スクールの転職サポートを受けるのもありです。
介護職員初任者研修のデメリット
つづいてデメリットを紹介します。
初任者研修のデメリット
・時間がかかる
・費用がかかる
初任者研修を取得するには、130時間のカリキュラムと受講費用がかかることが勇逸のデメリットだと思います。
それでも、取得することで得られるメリットを考えたら、マストで取るべき資格だと思います。
その他にも役立つ資格や稼げる仕事を把握したい人は、こちらの記事をご覧ください
介護職員初任者研修の申込はここから
介護職員初任者研修は、 「都道府県または都道府県知事の指定したもの」が開催できることになっています。
この都道府県の指定を受けているスクールは全国にたくさんあります。
開校時間、コース、通学距離、費用面等から希望に合うスクールを探し、スクールのwebサイトから 資料請求するというのが一般的です。
下記のサイトより、資料請求が可能です。
スクールを選ぶポイント
スクールを選ぶポイントは2つです。
選ぶポイント
・駅から近い、自宅から近いなど通いやすいスクールを選ぶ
・自分のライフスタイルに合ったコースを選ぶ
スクールには、数か月通うことになるので、駅から近い、自宅から近い通いやすいスクールを選びましょう。
そして、スクールには、土日コースや夜間コース、通信コースなどさまざまなコースを用意してくれます。
自分のライフスタイルにあった無理せず取得できるコースを選ぶようにしましょう。
初任者研修を働きながら取得することは可能?
現在仕事をしていて、働きながら資格を取得したいという方もいると思います。
転職のキッカケとして初任者研修を取得したい人もいるはず。
結論を言うと、仕事と資格取得の両立は可能です。
スクールさえ選び間違えなければ、仕事に穴をあけることなく取得できます。
転職サイトによっては、介護士として働きながら、初任者研修の取得を目指せる会社もあります。
上の2社は、転職サポートだけでなく、資格取得のサポートもしています。
しかも受講費用を肩代わりしてくれて、実質0円で取得することも可能です。
※ただし、無料で取得するには、いくつか条件があるので、サイトにて確認してください。
カイゴ畑とカイゴジョブの口コミ記事もありますので、下記からご覧ください。
まとめ:介護の仕事をするなら、初任者研修はマストでとろう
今回は、介護職員初任者研修のメリット・デメリットから資格所得の仕方までを解説しました。
✓本記事のおさらい
初任者研修のメリット
・入職・転職に有利
・資格手当がつき、給料アップ
・キャリアアップにつながる
・介護の基礎がみにつく
・誰でも取得できる
・修了後の転職サポートがある
初任者研修のデメリット
・時間がかかる
・費用がかかる
介護職員初任者研修を取得すると、介護士としてのキャリアがスタートできます。
今回は以上になります
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