
ホワイトボードレクリエーションは、手間がかからないからスタッフの負担も少なく、利用者さんみんなでできるし、すき間時間を埋めるには最適の脳トレです。
ホワイトボートレクリエーションを豊富にもっていると、デイのスタッフとして重宝されます。
僕はデイの相談員8年以上の経験があり、たくさんのホワイトボードレクリエーションをやってきました。
この記事では、好評だったホワイトボードレクリエーション10選を紹介します。
ホワイトボードさえあれば、今日からでもできるレクばかりです。
✓本記事の信頼性
もくじ
好評だったホワイトボードレクリエーション10選
それでは、早速ホワイトボードレクリエーションを紹介していきます。
一つずつ解説します。
➀食べ物しりとり
食べ物しりとりは、食べ物だけを使ったしりとりです。
食べ物以外やお尻が「ん」で終わる食べ物は使えません。
レクリエーションの進め方は、順番に利用者さんを指名していってもいいし、解る人にどんどん答えてもらってもいいです。
次が出てこなくなったら、職員がホワイトボードにイラストを描いてヒントを出すのがおすすめです。
イラストが下手だったら、利用者さんは笑ってくれます。
また、しりとり中に「○○を使ってどんな料理をしますか?」と聞いてみるのもいいです。
利用者さんが口々に料理の仕方を言ってくれて盛り上がります。
認知症デイでは、毎週鉄板でやっていました。
②3文字しりとり
3文字しりとりは、3文字だけを使ったしりとりです。
2文字や4文字の言葉は使えません、使えるのは3文字だけ。
お尻に「ん」のつく言葉もダメです。
レクリエーションの進め方は、ホワイトボードが見える位置に集まってもらって、順番に利用者さんを指名していってもいいし、解る人にどんどん答えてもらってもいいです。
次が出てこなくなったら、職員がホワイトボードにイラストを描いてヒントを出すのがおすすめです。
イラストが下手だったら、利用者さんは笑ってくれます。
合計で20個とか30個とか目標を作るのも面白いし、2文字しりとりや4文字しりとりと応用もできます。
③あるなしクイズ
クイズの定番「〇〇にあって、□□にはない」のあるなしクイズは、ホワイトボードのレクリエーションにぴったりです。
レクリエーションの進め方は、ホワイトボードの真ん中に線を引き、「○○にあって、○○にないもの」といって、単語を一つずつ書いていきます。
○○と▢▢については、難しいモノから書いていき、徐々に簡単なモノにしていくといいです。
メガホンとかがあれば、解った人から小声で答えてもらってもいいし、解った人に発言してもらってもいいでしょう。
ちなみに画像のあるなしクイズの答えは、十二支です。
④とんち文字クイズ
一見すると訳の分からない文字でも、頭をひねって考えると読み方が見えてくるのがとんち文字クイズです。
レクリエーションの進め方は、ホワイトボードにとんち文字を書いて、「何と読むでしょうか?」と質問します。
メガホンとかがあれば、個別の小声で答えを聞いてもいいですし、解った人に答えてももらってもいいです。
間違えた時は、「残念!おしい!」とリアクションを大きくとると盛り上がります。
解けた時の納得感が好評でした。
とんち文字クイズで検索すれば、お題がたくさんヒットするし、月間レクにも載ってます。
ちなみに、画像の答えは「目のかたき」です。
⑤都道府県クイズ
ヒントを少しずつ出して、都道府県を当ててもらうのが都道府県クイズです。
レクリエーションの進め方は、最初のヒントは難しく、徐々に簡単なヒントにしていくのがポイントです。
都道府県を当てたら、「ここに言ったことがある方いますか?」「ここが出身の方いますか?」と聞いてみると利用者さんからいろんな発言が引き出せて盛り上がります。
ちなみに、画像の答えは「北海道」です。
⑥並び替えクイズ
文字を並び替えると言葉になるのが、並び替えクイズです。
ホワイトボードレクの鉄板です。
レクリエーションの進め方は、ホワイトボードに文字を書いて、解った人に発言してもらってもいいし、メガホンとかがあれば、小声で答えてもらってもいいでしょう。
最初は、文字数の少ない4文字や5文字からスタートして、6文字、7文字と増やしていくのがおすすめです。
答えがなかなか出ない時は、頭文字を教えてあげるといいです。
ちなみに、画像の答えは「ひこうせん」と「あるみほいる」です。
⑦歌あてクイズ
歌あてクイズは、曲名のヒントを順番に書いていき、曲名を当ててもらうクイズです。
レクリエーションの進め方は、最初は難しいヒントで徐々に簡単にしていくのがポイントです。
歌詞をヒントにしていくのもおすすめです。
答えが出たら、「では皆さんで歌いましょう」と言って歌うと盛り上がります。
ちなみに、画像の答えは「上を向いて歩こう」です。
⑧〇月といえば?
「〇月と言えば?」は、最初に「1月と言えば連想するモノは何ですか?」と聞いて、出てきたキーワードを書いていくレクです。
出てきたキーワードの思いでを聞いてみると、いろんな話が飛び出して盛り上がります。
その月ごとにやるのがいいでしょう。
プラスして、その月の旬の食べ物やイベント、二十四節季なども紹介するといいです。
⑨〇のつく言葉クイズ
〇のつく言葉クイズは、「あのつく言葉を言ってください」と言って利用さんに発言してもらうクイズです。
レクリエーションの進め方は、順番に指名していってもいいし、解った人に発言してもらってもいいです。
応用としてAチームBチームにわけてそれぞれお題を出し、1分間でいくつワードが出せるかを競うと盛り上がります。
⑩漢字分解クイズ
バラバラになった文字を組み合わせて、一つの感じを作るのが漢字分解クイズです。
最初は、バラバラな文字は少なめにして、徐々にバラバラ文字を増やして難しくしていくといいです。
答えtがなかなか出ない時は、二つのくっつけ方を教えるなどのヒントを出すといいです。
ちなみに、画像の答えは「語」です。
まとめ
今回は、好評だったホワイトボードレクリエーションを紹介しました。
✓本記事のおさらい
レクの進行する時は、元気よくリアクションは大きくやると盛り上がりますよ。
今回は以上になります。